ピリピリするほど澄んだ冷たい冬の朝、
一見しーんと静かな雰囲気ですが実は結構やかましいです。それは子供たちに限らず鳥たちが。
陽の高いうちはあまり聞こえないけれど、陽が上がってすぐと陽の落ちる直前、これでもかとさえずりまくるのが聴こえます。
ビービーチーチー、ギャアギャアグワァ、ピチュピチュプチュン、ギーギャギーギャ、そして鶏のコケコッコーが響きます。
野鳥観察がなかなか進まない私には見分けも聴き分けもまだまだできませんが、あちこちで動く様子が見れて、声がして、やかましい生命を感じられるのはものすごく恵まれた環境なのでしょう。カラスにスズメ、セキレイやヒヨドリの他の鳥を知りたくて知りたくて、見えたと思ってもすぐ逃げられるから声の聴き分けができるだけで随分わかるのになぁと課題ばかりが増えていきます。
さりげない下の写真に野鳥は何羽いるのでしょう。
木の上に、藪に、そして水鳥もいて、私が目視できただけでも10羽は下りません。
家の中では子供たちの声ばかりで、鳥のさえずりに気付くことも皆無になってしまうので、時折のさえずり洪水に感謝です。
野鳥の会に憧れつつもなかなか踏み込めずに一年が経とうとしています。一人で野鳥と向き合う時間なんて作れない母の立場だしなと上手に言い訳しておりますが、憧れの対象が身近に居てくれるのはいいものです。時々他の人が撮って公開してくれる美しい写真を見るのもいいものです。
鶏のエサ箱に入り込んで盗っ人、でなく盗っ鳥していくスズメに目くじら立てず、いつまで寛大でいられるでしょうか。あまり集まり過ぎると追い払いたくなりますが、ホドホドのお付き合いができるとなんだかほっこりしますよ。