勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

飯高で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

たかが二つの袋なれど

下の二人の子たちの入園準備を進めています。まだまだ服の名前書きは、小綺麗なちんちくりんでない服を選別するところから見直しが必要なので遅々たる歩みですが、縫い物は山を越えました。細かくは雑巾4枚が残っておりますが、一番気掛かりだった大きな手提げバッグがそれぞれ完成したのですよ。


下の子はピンク色が目立ち、うちの犬をアップリケしたポケットがアクセントのもの。裏地はジグザグの虹みたいな明るい生地です。


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息子は大好きなパンダをアップリケして、テーマ色である緑色を多い目に使ったもの。


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どちらもいつどこで買ったかも覚えていないような、たまたま溜めてあった布を組み合わせて、持ち手だけ新たに買い足して作ったものですが、不思議とその子にしか合わないようなバッグになりました。そういえば息子のバッグの裏地には「IKEA2008」と記載してありました。カーテンを目指して買ったものの、10年お蔵入りしていたのですね。陽の目を見れてよかったよかった。



もう六年も前に長女が幼稚園入園のときに初めて作ってみたバッグは、接着芯が手に入らなかったためか、フニャフニャしていて端もほつれかけで、幼稚園には指定の丈夫な手提げもあったこともあり、ほとんど使うことはありませんでした。だから今回も頼りないものにならないか、骨折り損のくたびれ儲けを地でいってしまわないか、さりげにすごく心配だったのですが、思ったよりしっかりとしたバッグになって、大安心しております。不安が減ったせいか、心なしか花粉症もマシになった気がしますが、相関いかに。


子供が親の手作りなんて使ってくれる期間はそう長くありません。そのうち絶対うざがられるに決まっています。でも小さな子にとっては、母の意識のこもったものは何より安心感を与えてくれるもので、手を離れて新しい社会に入るときにはママの手作業を一緒に連れて行って欲しいと思います。毎日さりげなく使うものが、母子ともにとって安心感と小さな喜びを与えてくれるものならば、ずっと積み重なる力はいかほどか。何度も指をさしてくじけそうになりながらも、間違いを直しながらも頑張ってしまったのは、私の安心を先買いしたかったからに他なりません。それも私が不器用とはいえ時間に都合がつくからできることなのでしょうけれどね。ああ、暇な身でいられるのもあと少しです。