勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

飯高で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

監視台なかった

暑中お見舞い申し上げます。

あまりの暑さに葉っぱと一緒にしなびそうなため、本業の畑から逃げ腰で、バイトに励む亀成園母です。


夏休みの週一だけですが、近くのプールで監視員を勤めることになっています。香肌小学校は夏休みのプール開放を実施していないため、保護者の負担がなくて好評です。その代わり子供たちがプールへ行きたいときは、地域内の公営施設を利用することになります。


学校と違ってお金がかかる、という方もおりますが、子供なら高校生までは一律50円という破格の料金設定を貫いているのが、B&G海洋センターです。大人でも210円ですよ。ちなみに幼児は無料です。私が小学生の頃、公営プールが50円か100円だったような気がしますが、いつも大賑わいだったのでもとは取れていたのかもしれませんが、過疎地でこの値段では。ありがたいけどだいぶ心配なので、地味に宣伝しておきます。

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ここは年を通して体育館を開放しており、その利用料金もプールと一緒の良心的な施設です。あまりにスポーツに疎い私は体育館を使う機会はPTAの親睦会くらい(見学)しかなかったのですが、なかなかどうして楽しそうな道具がそろえてあり、自由に使用することもできます。ああ、ボールに得意な身体があればなぁ。ラケットも得意だったらどんなに楽しいか。まあそんな楽しみは喜んで他者に譲って、私はせっせと監視員に励むのですよ。


プール監視員といえば、大きなプールサイドに設けられた、朝礼台よりも高い監視台に乗って、サングラスをかけて時折ピーッと笛を吹くというのが私の憧れのイメージでした。サングラスなしでメガネだけならサマにならんかな、と半分心配、半分期待で出勤してみると、監視台は隅に追いやられており使えませんでした。そして屋根のない施設での過酷な勤務との配慮で、監視は普段は二人で10分ごとに交代して、ちょこまかとお仕事をすることになっていましたよ。威厳ある監視員のイメージはあっという間に崩れました。残念。


威厳も何も、入場者の半数以上は顔見知りの子供という田舎の職場なので、監視台に居るほうが余計恥ずかしかったかもしれませんが、なるべくキリリとしまった表情をして、大事な大事な子供たちの安全を見張っていましたよ。たとえ知り合いのおばちゃんの言うことでも、香肌小の児童はきちんと聞いてくれるのでいつもながら素晴らしいものです。


せっかく日本有数の清流で遊び放題の環境にいるので、もっと川遊びをすればいいとは思っているのですが、改めてプールで見る子供たちは、ひたすらコースを泳ぐというのではなくて、潜ったり鬼ごっこしたり浮くのを楽しんだりと、昔と変わらないですが好きに遊んでいて、ここなら親も先生もいなくてもみんなで遊べる場になっているので、エネルギーをいっぱい使っていていいなぁと思ったのでした。そして泳げずにプールサイドで見張りをしているのはウズウズするものです。私が水に入れるのは万が一の時だけなので、仕事中は乾いたままでいるしかありませんね。閉めた後貸切で泳げる社員サービスはなくて、泳ぎたければ小銭を持って別の日に出直しです。川に行くかプールに行くか、もう少し悩むけれど、どっちもいいかな。


そうそう、毎時50分から10分の休憩タイムがあるのですが、時間のお知らせに大きなカウベルを鳴らします。監視員特権でガランガランガランと鳴らすと利用者が一斉にプールから上がってきます。音楽好きな私にはこれだけでやりがいも倍増というものです。


どうせ暑いのはどこも同じなので、室内にこもってグデンとしているより、明るくプールが元気でいいですね。うちの子も、胃腸風邪疑惑がなくなったらまた参戦です。飯高町のみならず、全世界からのお越しをお待ちしてますよ。