勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

飯高で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

香肌小オープンキャンパス報告 その一

先月は二回に渡って娘達の通う香肌小学校でオープン参加イベントが行われました。クレソンうどん作りと焼き芋会というどちらも内密にするには勿体無いイベントなので、せっかくなら広報して、あわよくば移住促進につながるきっかけになればと目論んだ次第です。


宣伝の予算も戦略も十分でなく、どんどん人が訪れて大成功とはいかなかったものの、一組二組のお客さんは迎えることが出来、これからの活動や意識改革につながっていくのではと期待しています。動かなければ何も起こらない。動くからにはあきらめない意志を持って、まだまだ頑張っていかなくてはなりません。


とりあえず素敵な体験の様子をレポートしますね。


クレソンという野菜はピリッと辛みがあり、優れた解毒作用があるのでお肉料理の付け合わせに重宝されます。お刺身にワサビのようにステーキにクレソンというイメージを持つ方も多いでしょう。なにせ癖のある高級野菜なので普段使いは難儀と私も思っておりました。そんなクレソンを大量に育てて広めて活き活きと活動されている方が飯高町波瀬におられるのです。TVや雑誌でも取り上げられることのある、クレソンレストラン「はぜの風」を経営しておられ、次々とクレソン料理の考案もされています。この地域では有名な方で子供たちは地域学習でもお世話になっています。


そんな有名なキョウコさんと一緒に働く魔法の手を持つヤエさん、それにまた波瀬地域で宿泊施設を経営するうどん打ちの上手なマスターにご協力頂いて、クレソンうどん&クレソンムース作り体験が実現しました。なんとお得な小学校。


クレソンは生ではこんな感じです。

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飯高町は水がきれいなのでクレソンの味も爽やかの極みです。生が好きならこれだけで夢が膨らむ質の高さですが、ピリ辛は好みが分かれるところなので、みんなが食べられるように研究と広報を重ねてくれていることに頭が下がります。


クレソンうどんは乾燥させて粉にしたクレソンを混ぜて生地を作ります。小麦だけで練るよりも固くなるのでチカラが要ります。みんなで協力して練って練って伸ばして伸ばしてを繰り返して、粉を麺にする作業をしっかり経験しました。

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子供たちに人気だったのは麺の裁断です。私が子供の頃うどん打ち体験をした時は、裁断がちっともうまくいかず台無しになってしまったのですが、機械が良くなったのかやはり教え方が上手なのか太くなり過ぎることがほとんどなく、きれいな手打ち麺になりました。

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作りたての麺ができたら、大きな大きな中華鍋でたっぷり茹でます。家庭用よりもうんと大きな道具を使えるのは、小さいとはいえ学校行事の楽しみの一つですね。

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試食タイムはステンドグラス窓が素敵なランチルームに移動して、子供たちがいつもの手付きで配膳してくれます。麺の太いところは端っこのおまけですよ。それ以外はあまりバラツキもなく、思った以上の出来映えです。

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いつの間にか美味しいつゆも用意されていて、生クレソンか茹でクレソン、もしくはネギをトッピングして、いただきます。味も香りも爽やかさ抜群の、クレソンうどんです。

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もう一つのメニューであるクレソンムースは、茹でて小刻みにしたクレソンを牛乳と砂糖と共に撹拌し、温めてからゼラチンを加えて冷やし固めて作ります。作業があっという間に進んでいくのでどんなものになるのか考える暇もありませんでしたが、できてみたらびっくりのふわふわオシャレなデザートになりました。いつもお世話になっている栄養教諭さんが持って来てくれたルバーブジャムと合わせたら、どこの都会のカフェかというようなフォトジェニックなクレソンムースの完成です。いやぁ、びっくり。

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どちらもいかにも健康的な緑の見た目よりうんと食べやすく、身体に永く残りそうな優しい優しい自然な味でした。


お客さんは保育園の友達家族が一組と、私の親戚一組でしたが、どちらも香肌小学校を訪れたのは初めてで、立地に明るい造りの校舎、それにてきぱきと働く児童及びPTAにしっかり好印象を持ってくれたようです。お客さんのお父さんがけん玉が上手で、突然のリクエストにも関わらずしっかり技を披露してくれてより楽しい時間になりました。こうして少しずつでも仲間が増えていったらどんなに嬉しいことでしょう。地元の名産物と一緒の学校PR、まだまだチャンスを作らなきゃいけないですね。