勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

冬休みの最後には

 もはやとても安っぽくなってしまった感の強い「平成最後の」ではありますが、平成最後の冬休みも今日が最終日です。もう始まっているところも多いようなので、なんだかおまけのお休みで、得した気分を盛り上げてきました。

 

 なにせ年末は私の仕事が忙しかったので、家の掃除を上の娘たちにお願いしておりました。断捨離の進まない母がいるよりは余程はかどったようで、長年片付かなかった子供部屋がだいぶすっきりした感じ。もちろんもっとモノは少ない方が良いとは思うのですが、大きく片付けを進めるにはあと一歩大きなきっかけが必要そうです。というわけで今回は頑張った娘たちに素直に感謝です。小さな頃から労働力として鍛えられてきている子たちです。まだまだ家事全般お任せまではいかないにせよ、年々できることが増えてきて頼もしいですね。基本的に子供は親の役に立ちたいのだと聞いたことがあります。手を出さないでいてくれるほうが助かるのが多くの親の本音ですが、大きくなっても役に立たないのは困るというのも正直なところ。勝手なのはお互い様なので、早めに役に立つ子にしてあげればお互いのためだなと信じています。うちの場合はいつも小さな子を抱えていてあまりに手が回らないため、姉たちに本気で助けてもらわなきゃどうにもならずに鍛えてしまったので、上二人はいつでも戦力、下二人は普通に足手まといな状態です。うーむ、やはり勝手に立派に育つものではないのか。もっと苦労が必要ですね。

 

 家のお手伝いをして、卵売りも手伝って、サンタクロースにもらったアナログゲームではたっぷり遊んで、理想的な冬休みじゃないかと思っていたのですが、最後の日は久しぶりに遊びに出かけました。そしたら思いの外楽しかったようで、そういえばわざわざ時間かけて外で遊ぶことを怠っていたなとまた反省です。暮らすだけで豊かな田舎暮らしというのは私の体力が足りず、感性だけで満足できるからであって、子供たちを解き放って遊ぶ場所や時間はまだまだ必要なのです。

 

 楽しかったその場所は、高見峠を越えて宇陀市にある「平成 榛原 こどものもり公園」です。年号変わったらどうするのかという突っ込みは、夏以降の再訪のお楽しみですね。キャンプ場にもなるここの広い公園は、当初の目的だったアニマルパークが休園日のため急遽変更して訪れてみたところです。水の遊び場あり、木々の多い公園は、春夏秋には大にぎわいを想像させてくれましたが、今日はほぼ貸切でした。恐竜をモチーフにしていて斜面いっぱいに遊具が設けられていました。

 

飯高町にはない大きな滑り台を滑りまくってひゃっほいひゃっほい。

f:id:kamenarien:20190107172918j:plain

 

ターザンロープは道の駅にもあるけど、何度も何度も行ったり来たり。

f:id:kamenarien:20190107173044j:plain

 

外で跳ね回ると子供達の血がたぎってるのが見えるようです。

f:id:kamenarien:20190107173114j:plain

 

 通り道の東吉野村宇陀市は私の住む飯高町とは同じような田舎っぷりで、元々の住人なら近いがゆえの反発があるのかもしれないけれど、移住者の私ならどちらもいいなぁと思います。心なしか奈良側の方が人が多い気もします。遊ぶところも素敵なお店もあるようにも見えます。でも三重側の方が陽の差し方は明るい気がします。そして茶畑があるので暮らすにはこちらかなとやっぱりちょっとひいきです。

 

 山村留学の大きな看板もあって気になる気になる。町を離れて森のそばにいたい人に優しい場所であって欲しいですね。あっちもこっちも盛り上がる方法を探っていきたいです。

 

 さて冬休みは無事に終わるのか。最後の宿題チェックが必要でなくなるにはまだ幼い子供たちでいることが、厄介でもあり可愛らしくもあるものです。どうか目が吊り上りませんように。