勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

小さな学校で育つ子のリアルな姿

親子山村留学活動を続けてきて

子どもたちが通ってきた山間の小さな学校をなくしてしまわないよう、児童の数を増やすために取り組んできた親子山村留学募集の活動がもう丸6年になります。

親子山村留学の実践者0が1になるまでがとても永く、もう限界かと言うところからの児童数V字回復があり、試行錯誤しかない中でも児童数で見ると素晴らしい成果を出しながら、一旦活動の息切れがありました。

細々続けているもののこのままではまた学校が残らず萎んでしまいそうということで、はちまきを締め直しています。そうして今年は協力者を新たに募り、更に持続的な活動に向けての下地固めをして、嬉しい成果につなげていかねばならぬ時です。うぬぬ、なかなかのプレッシャーですが、私にできることの優先はなんでしょう。

 

空き家探しと仕事探し

親子山村留学を検討する人にとって2大の壁であるこの辺の問題は、私にはどうにもできません。良い家との出会いと、ハマるお仕事がありますようにと念じるのみです。ここをカバーするためにも地域の人の協力を仰いでつないでいます。

 

「子供の小学校を変える」となったら、それだけではなくて親の生活は子供以上にガラッと変わります。だからいかに「田舎で子育て」に憧れがあっても、実際問題が容易ではないことは重々わかります。だからこそ、そこまでしたいと思えるほどのモチベーションにつながるストーリーがいるのです。心が躍り湧き立つようなストーリー、それを届けることができるでしょうか。

 

私と松阪市立香肌小学校との付き合いは、現在高校2年生の娘が小学校2年生で編入してきたとき以来です。それまで過ごしたのはフィリピンのシュタイナー学校で、これ以上の学校はないだろうと期待せずにやって来たのに、めちゃくちゃ素晴らしい学校だなと感激したのです。

やってきた理由は日本の田舎で子育てをするためでした。古民家で豊かな自然に囲まれて、川のそばで暮らして、子どもたちにも自分にも育つ力を実感したかったのです。

たまたま近くにあった公立の小・中学校に大きな期待をしていたわけではありません。通うかどうかも自由に考えていましたが、娘もすぐに気に入ってここに通いたいと意思を示してくれたことから、大きな縁がつながっていきました。

 

それ以来、次女、長男、三女も香肌小学校でお世話になってきました。児童数が減るばかりだったので、一時期は全校児童14人のうち3人が我が子というほど幅を利かせていた時代もありますがw、現在は小学校4年生に末娘が在籍するのみとなりました。25人のうちの1人として、堂々と馴染んでいてくれます。

けれど児童数を増加するための活動がなければ、今娘はこの学校に通えていなかったです。

学校が残ったがゆえにどれほどの学びや育ちがあるのか、そこを振り返っておきたいです。

末娘は生まれこそ違うものの、物心つく前からここで育っています。

歩けるようになる前から川で遊んで、犬や鶏がいて、動き出してからは振り回せる木の棒がいくらでもある環境でした。

 

山の学校に通う子どもの姿

現在、娘は徒歩で学校に通っています。

学校に通うことは好きでも嫌いでもありません。そうするもんだと納得して、教科書での勉強をして、当たり前に様々な体験学習もして、しっかり給食を食べ、遊んだり読書をしたりしています。

1年生は2人で入学したけど、1年生が終わる頃に1人増え、2年生からまた2人、そして1人増え、3年生の春にもう1人増え、今は7人の学年で学校で一番の人数になっています。

同級生が少なかったことや増えたことに対して、彼女に一喜一憂はありません。保育園は隣の小学校区と一緒になっているので娘だけ違う小学校の進学だったのですが、その時も「みんなと違うのは嫌だ」なんてちっともなかったですね。肝の座った子なのです。

とはいえ、少ないクラスメイトや他学年の学校の友達からの影響がないわけではなく、

「○○ちゃん、春休みどこそこに旅行やってんて。いいなぁ」とか

「休んでた子がいるから今日の掃除は大変だったー」とか

そんなことを言ってくれることもあります。上の娘たちはもう少し他者に関心があって

「○○ちゃんはめっちゃ絵が上手いねん」とか

「○○ちゃんは将来ほにゃららになりたいんやって。すごいなぁ」とか

随分と丁寧に他者への関心を育てていたものです。

 

末娘はとりわけマイペース、我が道をいく、我関せずができあがってる子なので親に知らせないことがほとんどとなりますが、つい先日こっそりと打ち明けてくれたのは

「あのな、○○に速く走るコツ教えてもらってん」でした。

走ることでライバル視していた子からの思わぬ助言にとても喜んでおりましたよ。

 

なかなかまとまりそうにはありませんが、

山の小さな学校で当たり前に育つ我が娘をいい感じに紹介するならば

・強く自分を認めて育っている

・時間に追われずやりたい遊びをしている

・生き物や地形に当たり前に詳しい

そんなところがポイントになってくるでしょうか。

 

子供が少ない中で子供らしく育ってきたので、周囲に可愛がられるのが当たり前の環境です。

末っ子ということも輪をかけて、自信満々のまま10歳を迎えそうです。

でもその自信は井の中の蛙ではなさそうなんですね。たまに他所の同い年の子に出会うと、なんだかふにゃふにゃしてるなぁと感じることがあります。体の使い方もですし、内面も。

登山と自転車が好きな娘は自分で自分を鍛えられる環境にいます。

遊んでいるのか自分を鍛えているのかわからない自由時間が増えました。

 

そんな娘を、親の私は眩しい目で見守り、信頼することができています。

家で小言をぶつけることもありますが、いい意味でほとんど聞いてくれていませんw

苦手なこともあるけれど、そこにコンプレックスを抱くことや過度に嫌がることなく、好きなことに意識を多く向けて大体機嫌よく過ごしてくれています。

 

田舎で子育てする親のメリット

山の小さな学校で当たり前に育つ子は、親にとって心配事が少ない子ではないでしょうか。

先生や他の家族もすぐにわかるし会えるので、何かあれば向き合えばいいし

地域に人にも知ってもらっていて、皆で見守ってくれていることを知っています。

周囲に対して警戒をせずに迷惑はお互い様で育てることができているのは幸せですね。

 

心身たくましくなって、学校のことも友だちのこともほとんど話さないけれど大体うまくやっていることを信じられる状態なので、親としてこれほど安心なことはありません。

私は上の子たちが中学生、高校生になった状態も知っているので、今下の子がそんなにベッタリ友達付き合いをせずにマイペースに育っていても、親元も離れて仲間を必要とする時代になると問題なく入っていけるということも知っていて、何の心配もしていません。

むしろ今は自分の世界をとことん大事にする彼女の強さに惚れ惚れしています。

 

香肌小学校で当たり前に育つ娘は、芯がしっかりとした呑気者です。

豊かな自然と与えらえる学びを真っ直ぐに受け止めて、自分の心と体と頭をしっかり使ってどこまでも前向きに育っています。

ここまで辿り着いて改めて伝えたくなりました。

小さな学校での親子山村留学にどんな価値があるのか。

素直、安心、信頼

そんなことがキーワードになってくるでしょうか。

いつも周りの自然に知らず知らず癒やされながら、子どもも親も認められ、尊重し合って過ごしています。

子供が育つ環境を選んだことがこんなに人生を変えるとは思っていませんでした。

これからの不安がないわけではありませんが、子どもたちの姿を見ていると、怖いものなんてなくなってしまいます。学ぶ力、生きる力を素直に身につけ育っていくと、もうその先は信頼しかありません。親としてこれほど安心なこともないでしょう。

 

時間をかけた甲斐あって、私に伝えられることがますますパワーアップしました。

何度も何度も言葉にして伝え続けていきます。

大切な子どもの学童期、どんな環境のどんな小学校を選びますか。

 

集客の難しさヒシヒシ

自営業にしたって、イベントにしたって、移住促進にしたって

どれもこれも場があっておもてなし体制を整えているだけでは広がらなくて

もちろんそれは必至ではありますが、それだけでは本当にもったいなくて

必死の絶妙の集客力があってこそだということをここのところ痛感しています。

情報過多で流行り廃りの多い時代だからこそ、ていねいな地道な集客努力が問われますし

それさえクリアできれば盛り上がりはついてくるものなのかもしれません。

相次ぐ集客力危機

GWに地域のイベントで演奏の機会が2回あり、それを持って私の金冠トランペットの活動は一区切りとなりました。私のデキはともかく、メンバーはいっぱい練習して難しい曲をイベントに間に合わせて精度を上げてきたので、もっとたくさんの集客が成功して、もりもりの人に聴いてほしかったですね。主催者さんたちは頑張ってイベントを作り上げてくれてただただ尊敬ですが、集客には大いに課題がありそうでした。

 

また私が関わる親子山村留学の活動でも、今年は委員会のメンバーを更新し、みんなで盛り上げていこうと内部熱を高めているところなのに、説明会への申し込みが集まらず、肩透かしになりそうです。そうなったらなったで次につなげるしかないのですけどね。

集客の起爆剤が欲しいけど、もとよりコツコツと続けていく活動なので、期待は手放して自力を上げるだけなのかもしれません。気を引き締めて集客力をつけていかないと。

 

集客成功との比較は

対照的に、GW中にあった友達の教会でのイベントは大賑わいでした。彼女が地道に知り合いの家を回って集客活動をしていたことを知っています。来てくれましたしね。地域の子供がいるご家庭を一軒一軒回って、手渡しで案内状を配っていて、やはりそうなると私も顔を出しておかねばと駆けつけることになりました。結果としては駆けつけなくてもいいくらいの盛況でしたが、賑わってるとまた嬉しいものですね。

 

そう、集客は地道にコツコツなのです。「どうぞ来てください」「歓迎します」の気持ちをストレートに出して、ターゲットに広め広めに届くように積み重ねていくのでしょう。

プロフェッショナルになれていないのでそうだろうなという予想と自戒ですけれど。

 

どんないいものも活動も、知られなければ無意味です。

宿の集客は大丈夫かな

この一年くらいはゲストハウスの集客にあまり困らなくなったので、攻めの姿勢での宣伝を怠りがちになっていました。でもそちらが回っているのはそれ以前にしつこいくらいの情報をコツコツ溜めていて、宿泊のお客様が素敵な口コミを書いてくれて、それにまた日本に来る旅行者の数が圧倒的に増えているといった追い風のおかげなのです。

私が的確な集客のための広報活動に最近力を入れているわけではありません。

むしろ手を抜いていたくらいです。広報はもっと頑張っていい。

 

自己価値はあげてもいいけど調子に乗らない。

必要としている人にちゃんと情報が届くまで諦めない。

そこまでできてから、もしかして情報の内容が間違ってはいないか、別のアプローチがあるのではないか、それとも必要としている人がいるのだろうか、など再考察してみたいです。

あまりいろいろなことが同時にできるものでもないのですが、目的達成のための集客力を見直して、力をつけていくことをこれからしばらく、何よりの課題にしていきたいです。

 

集客力つけて描く未来

そうやって一所懸命頭を捻っていれば、どこからかふと天啓があるかもしれないなぁなんて、他力もまた夢見ているのですけどね。

何せ集客力を高めたところで、来てくれた人がどう感じるかまではコントロールできません。

きっといいものだ、必要な人がいる、Win-Winだと信じて頑張って宣伝を続けていくのですが、その先は自力ではどうしようもないことが多いです。

宿にしたって、地域のイベントにしたって、移住促進活動にしたって

場所がもつ魅力なしでは継続はしていきません。

 

私は自分が選んでやって来て、10年程過ごしている松阪市の飯高地域に並々ならぬ価値を感じています。

・生き物の種類が多い

 これは山と川がめちゃくちゃ豊かな地形の賜物で、食べられるものも多いことに繋がります

・人々の程よく温かくざっくばらんな交流が盛ん

 移住者を受け入れやすい地域ということはありがたいです

・街からアクセスはいいけれどかなり遠い

 旅先としてもよくて、いっそ住んでみるかとなるのにちょうどいいのでは

 

価値観はもちろん人によって異なります。私の基準が絶対なんてことはありえません。

けれど迫り来る食糧危機があって、人々は縛られ過ぎない温かいコミュニティを求めていて、中途半端な田舎では得られない充実した人生を必要とするならば

そうした人に飯高町や香肌小学校の親子山村留学はこの上なくマッチするのではなかろうか。

 

ここで幸せに暮らす人々が増えていったならば

ここの里山は人に守られる住みやすい場所で有り続けることができます。

紀伊半島の山を未来に残したいという思いが強い私には、それが何より大事なことです。

地道な集客活動の種火が消えずにボウボウと燃え広がっていきますように!

キッチンライフをアップデート!アサヒ軽金属の魅力

今週のお題「現時点で今年買ってよかったもの

 

4月におなべをガラッと更新しました!

12年愛用していたアサヒ軽金属さんのオールパンが、テフロン何度か張り替え修理もしましたが、もうどうにも使いにくくなって、80周年キャンペーンに乗っかって、ついに買い替えたのです。

もうめっちゃ快適ですよ。キャンペーン5月3日までですって!

www.asahikei.co.jp

 

ズボラな私が素材の味を生かして、短時間でどっさり調理ができているのはもう間違いなくアサヒの鍋たちのおかげなのです。

広告の文句とかユーザーの声とか、使う前はなんだか胡散臭いと思っていたんですけどね。

いやぁ、ほんとに最高なんですよw

 

お米を炊くのにパスカルという圧力鍋を使っていますし、ゲストハウスにも圧力鍋はあってご飯をガスで炊いてもらっています。時々ユーザーさんがいて盛り上がります。

煮込み料理も炒め物も揚げ物も全部オールパンでして、今は買い替えてオールライトをサイズ違いで愛用中です。

グリルで使うスペースパンにもめちゃくちゃ助けられてきました。こちらも耐久性を大幅にオーバーしたので手放しましたが、またチャンスがあったら買い直したいですね。

 

強者主婦勢の中には同じ鍋を30年愛用して、娘の嫁入りにも持たせると豪語する方もいるようですが、私の力ではそこまでお手入れして長持ちさせることはできません。洗うし乾かすし、空焚きなんてしないけど、劣化はしていきます。でも毎日しっかり使うものなので、良いものであって欲しいです。

 

楽天でもAmazonでも買えるのですって!

このお得セットがいいのか、合うものは人それぞれですが、私は思い切った買い替えが好きなので、今年動きました。

かなりほったらかしでツヤツヤのご飯が炊けるし、スープも間違いなく美味しく作れるし、綺麗なレシピ集にもときめきます。と言って次々作るほどの熱はないけど、ちょっとした刺激って大事なのですもの。

 

さぁ、チャンスはまだ!

ギリギリで申し訳ないですが、お題投稿に乗っかったらとてつもなく回し者っぽい記事になりました。回し者になれるならなりたいです。アサヒのお鍋、ずっと使っていきますよ。

 

狩猟と食の消費に真面目に向き合う

旦那氏が罠猟師になってもう7年程です。毎年10数頭の鹿を獲り、小動物を捕獲して、そのほとんどを自家消費しております。たっぷり肉があることばかりでなく不猟期もあるので(なかなか安定しない)、獲物があればいまだにありがたく頂けてますし、続いてかかった場合にも、近隣でおすそ分けをもらってくれる人もいるおかげで、獲った命をムダにすることなくありがたく循環しています。

 

<罠猟師の日常>

猟をする時は、獣道の下見をしてあてをつけ(又は近隣から頼まれて)、くくり罠を設置します。毎日見回りをして確認します。すぐに当たりの時もあれば不発な時もあり、ソワソワですね。かかったら仕留めて運んで解体して精肉という一連の作業があります。欧米のジビエとは違って血生臭いのが苦手な食の好み民族としては、新鮮なうちの処理が肝心で、そこでどっさり時間を取られてしまいますが、しばらくお肉には困らなくなるので必要な手間暇ですね。

 

 

たまに自分のところで食べきれないほど続けてかかった場合はお裾分けできる人を探します。宿のお客様体験用に後ろ脚はストックもします。それでも余ったら他にもやり方はあるのですが、滅多にそこまではいかず、むしろ足りなくなりそうなところを何とかやりくりをして、頂いています。獣害による田畑の害は増えるばかりなのに地域の凄腕猟師さんは高齢化していきます。獲って食べる人も多くないので、獣と里山人のバランスが取れません。

猟師が狩らずに鹿が増えれば、山も田畑ももっと食われるばかりです。積極的にどんどん狩りをしなければいけません。里山保全と狩りは今はもうセットになってしまっています。

 

<罠猟師の必要性>

というわけもあり、ジビエ普及を真面目に考えなくちゃいけないなぁと思うこともあり、またそんなことを書いたり話したり考えたりしていかなくちゃというのもあり、

私も今年は罠猟師の資格を取りに行くことにしました。長い前置きでしたね。

罠がえらく大袈裟ですが、こんなイメージで

自分が実際にどれくらいの猟ができるのか、体力的にもガッツの問題としても壁は厚く、自信は出そうにもありませんが、先を見据えると今かなというタイミングです。

 

<罠猟師への道>

亀成園で「罠猟師の暮らし講座」を進め、合宿プログラムを作ることも考えています。

全てを旦那氏にお任せより、もっと動ける人がいた方がいい。

情報をまとめるのも門戸を広げるのも、きっと私ができることです。

そう決めてから、鹿がかかるたびになんだかドキドキです。一連のこの作業、私にできるだろうかと。もちろん同じことをしなければいけないことはなく、自分にできる関わり方をするつもりではありますが、猟師たるものこれくらいはできるべきではとの先入観が身近で膨らむ一方なので、ますます萎縮しておりますよ。

へなちょこな私(主観)は軽トラは動かせるものの細い山道なんて無理無理ですし、止め刺しはできそうではありますが、しばらくメンタル的に後を引きそうで、それからすぐに解体なんてできるだろうか。暑い日寒い日雨の日風の日どうしよう。ドッキドキドン罠猟師。そこを押しのけてでもやる!ほどの動機はあるのでしょうか。

 

とまあ袋小路に入ってしまってますが、そう呑気にしている時間はないのが里山の事実です。

若い人で狩猟に興味を示す人が増えているのは希望です。

課題と希望をつなぐ人として、私にできることはなんだろう。そう考えると少しは自分を認めやすくなりそうです。

ジビエ普及を考えながら自分が消費するだけで何もしてこなかったここ数年です。

そろそろ次の手を。興味のある方、行く末を見守ってていて下さいね。

たまっていた短歌を放出する

月1で短歌サークルを楽しんで2年。

ほぼ毎月参加して、2首ずつ地域の回覧に載せてもらっています。

その回覧のタイミングの後にブログにアップする習慣にしていきたいのに、なんだかこれは得意ではないみたいなので、気が向く時期にあげてます。それが今。春は歌の季節ですからね、知らんけど。

 

以前まとめたのは秋でした。140日前って生々しい空き具合ですね。

kamenarien.hatenadiary.com

だから12月から3月までいきますよ。

「校庭で帽子、マフラー分け合いて流れ星と昴を仰ぐ」

「コンビニが温めますかを忘れてもワテの豚まんは温めてんか」

2つの温度差よ。豚まんを常温で渡されそうになった憤りは外せなかった。

 

1月のは

「お布団がママと分かれた末っ娘にサンタさんから抱き枕届く」

「もういくつ寝ると燃えるゴミの日か正月明けて日常を待つ」

冬休みのホッコリと主婦のつぶやきと。

 

2月は真面目に3首出してました。

「枝くわえほころび顔で飛ぶトビに山から白い風吹きつける」

「記念日にペアの乾杯グラス買う 何度割れても都度新しく」

立春の園児の笑みに囲まれて『一年生になったら』を吹く」

参加者が少ない時についでの一首を用意しておけてなんだか嬉しかった。

 

3月は変わり目の季節です

「雨続き散歩を渋る君を引く梅の香漂い引き綱ゆるむ」

「放課後のあかりもつけず先生が卒業式のピアノ練習」

お忙しい業務の合間に練習されているのにたまたま居合わせたエモさよ。

 

以上9首が地域の回覧に載せてもらった歌です。

生成画像で短冊に縦書きをお願いしたけど、なんか違う

その他、結構溜まってました。

短歌で「君」が登場すると、私の場合は犬ですね。

暑いの嫌、雨も嫌、毛がぬけるし発情期は私が嫌な四季のやいやいや散歩ですが

「木枯らしが吹き付けるほどに跳ね回る君の毛皮はどこでも買えぬ」

雪の季節は喜んではしゃぐのだから、やっぱり愛犬は素敵ですよ。

 

秋冬とバザーの裏方をする機会があったのですが、その時には

「断捨離に憧れて早十年経ちバザーのチラシを作っている矛盾」

 

冬の情景の一つを残したのは

「戸を開ける 満月に照り鴨たちが冷たい水田羽ばたきあそぶ」

 

梅の花を意識して憧れの歌のように詠みたくてまだできていないのは

「春遅し先渋るかな梅の花すべての枝に雪を乗っけて」

 

音楽との関わりを考え直していることを含めた自分のための言葉

「楽譜とか正解ばかりに縛られて小さくなってた吾を解き放つ」

 

3月終わりに子供らの恩師が急逝し、ちょっと受け止め難い思いでおりますが

「別れより出会いこそが世の奇跡 ご縁に涙し頭を下げる」

 

年を跨いで長い冬を乗り越えて、卒業や別れもありました。

めぐる自然と人々のつながりを自分がその時どう受け止めるのか。

メモ書きのように一行書きつけておいた歌が自分の証しです。

 

つい先日会った人が「最近のは前よりわかりやすくなって好きやわ。また楽しみにしてる」と声をかけてくれました。共有できる機会にあることに感謝して、これからも一行だけ読んでもなんとなく伝わるようなわかりやすい歌であって、私のその時を素直に閉じ込めた言葉を、コツコツ溜めていきます。

 

 

喧嘩したりじゃれ合ったり。小さな学校でたくましく育つ子

子育て17年目の見守り

子どもたちの新学期が始まってしばらく経ちました。書類の山を高速で片付けて、新しい先生の話などを聞いてみたり、学校はどうやとそっと見守ってみたり。どの子からもたいした話もなく「うん」程度です。何がうんやねん、他に言うことはないのかと訝しくなりますが、何か言うことがあるというのはただならぬ事態で、何も報告することがないのがどれだけ平和なのかをわかっているので、「うん」が最高です。

時々給食の話とボール遊びの話があります。それだけ。

 

それが久しぶりに学校から子供のことで電話がありました。

クラスの子とトラブルがあったのだと。

なんと珍しい、どうしたのかなと話を聞くと、クラスメイトがうちの子にちょっかいかけてきたからやり返して、相手が軽く怪我をしたとのことでした。

あらあら、それは受け止めておくべきことです。やり返すって頼もしいけど、力加減大事よね。

どんな様子だったのか、今はどうなのか、どんなご指導があったのか、連絡をしっかり聞き、担任の先生には感謝を伝えました。

見守る先生の姿が価値ありますね

10年の子供時代は遊ぶことが宝物

下の子は小学4年生です。高学年となりできることもずいぶん増えましたが、まだ10年も生きていない児童です。こわっぱです。とても小さな学校だけど、じゃれあいができる仲間がいることが本当にありがたいです。湿り気なく子ども同士で遊ぶ体験は、間違いなく人生の土台になりますね。

今回、軽く怪我をしたのはお友達なので、一概に良い経験とまとめてはいけないのですが、相手もわかるし親同士も話はできましたし、大きな怪我じゃなくてよかったし、本人もきちんと報告してくれました。

我が子はいつも友達を必要としているわけではないタイプです。読書家で一人遊びが得意で、でも人と遊ぶのも楽しめるところ、私の娘として理解できまくります。仲良しさんもいれば、さっぱりといろんな人と関わって、家にもいるし外にもいて、なんだかいつも楽しそうにしています。

基本的に親になんの報告もないから(そういえば私も自分から聞いて聞いて、をするタイプではなかった気がします)、浮いていないかなとの小さな心配はいつでもあるわけです。群れる必要はないし楽しそうなので問題はないとわかっているものの、様子を知っていないと気がかりなのは仕方のない親心ですね。

それが今回ちゃんとじゃれあっていることを知り、後日の参観日の時も、クラスの子たちはみんなわちゃわちゃしていて、学級は仔猫だか猿山だかのような可愛い雰囲気でした。

キリッと優秀に犬の訓練学校みたいに育っていくのも素晴らしいですが、小学校時代は猿山がいいです。たまたま同じ時代に生まれ、たまたま出会った子どもたちが、遠慮なくじゃれ合う姿があったその上で、それぞれの道へキリリと成長していけばいいです。永く10年にも渡る子ども時代は人間だけの特権で、その時にどれだけ子供らしく過ごせるかは、周りにどんな相手がいるかにかなりかかっています。

 

小さな学校での親子山村留学活動

うちの子の学校は全校25人のとても小さな公立小学校です。

もっと児童が少なくてもう風前の灯火だったのを、親子山村留学を広く募集したことにより、ここの小学校を選んで(一時でも)移住することを決めてくれた人々のおかげで、じゃれあって遊べる仲間が増えたのです。5歳の頃は同じ校区内で下の学年に一人いただけで、一つ上の学年も同級生もいませんでした。それが今は上の学年に3人、同級生6人、下の学年が5人になって、圧倒的な厚みが出ています。マイペースの我が子はいつも人に関わることを求めてはいませんが、人のことをよく見ていて、友達のいいところも困ったところも丸ごと受け止めています。

 

子育てにも移住にもトラブルはつきものです。ジェネレーションギャップがありカルチャーショックがあり、言葉は通じても常識や普通が通じない中で、子どもも大人も揉まれ合いながら暮らしが彩られていきます。守られてきたものがあるところに飛び込んできた新しい人がいて、ガタガタとうねりながら歩み寄ってつながる人になっていく。そんな関係性が上手なのはもちろん大人より子どもたちのほうですね。

三重の田舎で子育ていかがでしょう

娘のクラスはずいぶん人が増えたとはいえ、この先の未就学児はまだまだ少ない状況です。小さな素敵な学校が未来に続いていき、卒業生がいつでも戻ってこれる場所を維持するためには、外部呼び込みと地元のUターンの動きが不可欠です。Uターンがあればめちゃくちゃいいな。でもそこに至るまでの外部呼び込みも、倦まず弛まず熱を発し続けていくのです。

同じ活動を続けて7年目かな。背負うものの大きさにつぶされそうにもなりながら、また情熱の火を大きくしているところです。だってその先に、安心してじゃれ合う子たちの姿があるならばね。

 

小さな学校の様子や親子山村留学についてなどはこちらから

オープンスクールも行われています。

www.kahada-es.com

ゲストハウス5周年経ちました

5周年ありがとう

台所付き古民家一棟貸しゲストハウスをオープンして、5周年です。

ありがとうキャンペーンをすればいいのですが、よいネタも思いつかず、4月の慌ただしさに流されるまま、日々が過ぎていきます。

というわけで振り返りだけしておきますね。

えらい長い画像になってしまいました。

 

5年経ったと言っても、開業2ヶ月はすぐにコロナ禍の休業を強いられたので、最初のお客さんは6月に知り合いが来てくれたことからゲストハウス亀成園が始まりました。休業の間に情報更新をマメに、HPやGoogleマップ、予約サイトにせっせと書き足していたこともあって、その年のうちにも何組か新規のお客さんがあり、知り合いのツテありで、少しずつ口コミも増やしていきました。

コツコツ集客の大切さ

情報を出せば必要な誰かには届く。

スモールビジネスを始めて学んだことの中でも大きかったのは、

取材や宣伝をしてもらえるのは大きな効果があるけれど、その効果は一過性なので、自分でコツコツ情報を積み上げるのがなにより大事だということです。

忙しくなるとなかなかそれもできなくなるので、時間のある時に積み重ねができたことは実はとても大切だったのではと思っています。

 

ゲストハウスのターゲット

ゲストハウスのお客様傾向として、初期は登山者が多かったです。

香肌イレブンマウンテンといって周辺の山々が新たに制定されたこともあり、人混みを避けたアウトドアに人気が高まったこともあり、値段設定が今よりうんと安かった宿は登山基地として一定数の支持がありました。

このままアウトドア基地として定着していくかな、釣り人が来たり自転車の人も増えるかなとの予想もありましたが、亀成園の支持者はやはり家族連れが主流になっていきました。

小さな子から中学生くらいまで、のびのび遊ばせたいご家族との出会いが毎年あります。

夏の川遊びが主流ですが、収穫体験や鶏ふれあい体験、薪割りなど、リピートの方もじわじわ増えてきました。宿泊プラス色んなことを混み込みにした料金プランにしてからこういった家族の方が一層増えてきました。泊まるだけにしてはちょっと値を張っても、ここで泊まってあれもこれもできるなら確かにめっちゃお得ですから。

そして一昨年からぐんと増えたのがインバウンドです。

それまでも年に数組はありました。なんでもこのあたりでGoogleマップに載っている宿泊施設が少ないらしく、そもそも見つけられない宿が多い中、うちは情報量でアドバンテージがあるようです。

 

海外のお客様、今までどの国から迎えたでしょうか。世界地図を貼って押しピンで増やしていく計画をしていなかったのが悔やまれますね。

適当に押しピンしてみました。

自然が好きなヨーロッパの方が多いですが、アジアや北米、オセアニアもちらほらで、日本旅行が世界中で人気なことを片田舎のゲストハウスで感じることができています。

わざわざ不便なここまで来るのは旅行日程が何週間もあって、自由旅行が好きな人にかぎられるので、迎えて心地の良い方ばかりです。近隣を歩いてアクティブながらものんびり過ごすことを大事にされる人に選ばれ、ご満足頂けているのは光栄なことです。

 

ゲストハウスの方針はほったらかし

うちの宿は我が家の子供たちの生活を妨げない前提なので、おもてなし濃度はそんなに濃くありません。建物は別々ですし、よほどの知り合いでもなければ一緒に食事をすることもないです。知り合いなら時々宴会になって子供らの生活を妨げない前提は覆されすのですけれども。

通常は、ゲストが到着されたら明るくお迎えして、必要なことをお伝えし、「どうぞごゆっくり」というスタイルです。ご希望は聴きますが、体験を選ばれるかそうでないかも自由ですし、ご要望がなければ大きな干渉もしません。リラックスして過ごしてくれていることを願いながら、ご挨拶だけする感じでおります。

それでも気さくな雰囲気をレビューしてもらえるのはありがたいですね。

 

無理しない経営を心がけてきました。

もっと頑張ってあれもこれもやってあげられることはなくはないけれど、

お客様が来る🟰めっちゃ疲れる

になっては長続きしないことは目に見えていたので、ゲストのことはいつでも優先するけれど要望がなければ特に干渉はしないという在り方は、ちょうどよい感じです。

 

5周年本当にありがとう

そんな感じで5年を過ごしてきました。

お越し頂いたすべてのお客様に心から感謝しています。

虫がとても苦手な方には心地よくなかったかもしれません。

電子レンジがないことに不便を感じた方がいたかもしれません。

すべての人が大体満足いくオーソドックスな宿ではありません。

 

古民家での不便な暮らしを楽しめる人の満足度が高まっていけばWin-Winです。

これからも今までの経営を続けながら、まだ会えぬ人の興味をくすぐるようなプロモーションを時々打ち出していくつもりです。

キーワードはサバイバル力です。

 

愛犬家の方、ジビエに興味のある方、子供と自然体験をしたい方

国内外のそんな人に喜ばれる宿を描いてこの先5年、10年、生き延びていかなくちゃね。