勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

喪失と向き合うエネルギー

天晴れな夏日が続いています。 吸い込まれそうな青空。 吸い上げられてしまいそうな大きな空。 こんな空をさわやかな気持ちで見上げられる時と 恨めしい気持ちが隠せない時がどうしてもあります。 最近、仲間を一人失ってしまいました。 お互い応援し合って…

ランドセルとライフジャケット

いまだアフィリエイト五里霧中で何の成果も出せていない身ですが、もし私がアフィリエイターとしてそこそこの影響力を持つことができたら、何があっても紹介したいと願ってやまない商品があります。 それは、「ダイワホーサンのランドセル」です。 【楽天ラ…

あの日も今も風の中なか

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 素晴らしい日がありました。 子供たちの小学校行事に少し参加させてもらったので、私が何をしたわけでもないのが恥ずかしいのですが、さわやかな風が吹き抜けた一日でした。 香肌峡の川の中でカヌ…

夏休み前のご機嫌な懇談

シュタイナー幼稚園に通っていた頃、個別懇談は親へのご褒美でした。 日頃先生がどんなに子供を見てくれているのか、子供の作品を見せてもらいながら成長について話してもらう時間は、いろいろ褒められて、親にとってはこそばくも嬉しい時間でした。 それぞ…

今生きていくのにいくら必要なのか

今週のお題「100万円あったら」 4週間前のお題でした。かなり期間を逃してしまいましたが、ずっと引っかかってクルクルと考えていました。100万円あったら何がしたいとかは面白いことが出てこなかったですが、今お金について思っていることエトセトラ。 ちな…

穏やかに向き合う、命の話

亀成園では「にわとりふれあい体験」や「パーマカルチャーの畑体験」といったいかにもハードルの低い明るい農家体験の他に、「鶏解体体験」「鹿の脚解体体験」「罠猟師体験」というなんだか重たい体験も通年のメニューとしてご用意してあります。卵と野菜だ…

移住したい人に必要な情報は「脱サラしたこと」ではないと思う

自給自足を大方実践し、田舎で農家体験のできるゲストハウスを営み、移住促進事業に際してなんだか出番の多い亀成園は、時々ですが取材を受けることがあります。 新聞記者さんや雑誌記者さんなどメディアの方が、ご自身の目線で紹介してくださるのはとてもあ…

子供が育つのにふさわしい自然体験ってどんなものか

今週のお題「住みたい場所」 都会の郊外で育った私は、住まいに関して、育った社会について特に不満があったわけではありません。駅から10分弱、図書館も近く公園も近く、小学校は2クラスで中学校も5クラスで習い事もいろいろやっていました。庭もあったし恵…

生き延びる力。受け入れる力。

今週のお題「一気読みした漫画」 ちょうど昨日、とても体調が悪くて、一日何もしないことを自分に許可した日でした。 掃除が溜まっているし、ラッキョウの土取りして甘酢に漬ける作業もしなくちゃいけないし、せっせと草取りもしなくちゃいけない。HP更新と…

マルチタスクができると思いこまないこと

この6月末で、3年間通ったパート先を辞することになりました。 飯高町において、食品工場+地域密着サービスというとても魅力的な事業をしている会社にご縁のあったことは、私の暮らしの中でもとても大きくて、学びの多かった三年間でした。週2程度の些細な…