子供が育つ環境
子供の日をすっかりスルーしていたのに 娘たちから母の日プレゼントをもらうという なんともバツの悪い恩恵にあずかってしまいました。 人並み以上に「○○の日」とか大事にしてきた身ですが もう近頃は暮らしそのものが四季の巡りに囲まれていて 養鶏も農作業…
2019年度から細々とではありますが 山奥の最高に素敵な小学校存続のため 移住促進も兼ねて小学校を親子山村留学という形でPRして、問い合わせを促したり学校見学の機会を設けたり、住居案内や住居発掘といったことを 地道に粘り強く続けています。 粘った甲…
日本の小学校に関わって7年目になります。 松阪市で一番小さな香肌小学校から、無限の学びをいただいています。親子共が心から満足して公立の小学校と関われるとは、今更ながらなんて素敵なご縁だったのでしょう。 長女が小学校2年生の途中からで、今年度4人…
プログラミング学習が必須になったいう世の中になってしばらく。 そんなもの、もう当たり前やん、外国語学習も当たり前やん、投資の授業も当然やんって方もおられるのだろうけれど、私にはまだよくわからないのが正直なところです。 ほんと、世の中の変化に…
雨が多くまだ寒い日が続く春ですが、確実に桜は咲いていて、日々を柔らかく和ませてくれます。入学式にはもうないかな、少し遠い桜スポットには間に合わないかな、嬉しいながらも全部の美しいものを見ることが叶わないことを思い知らされる少し切ない桜シー…
もうすぐ新年度が始まります。 今年度、やっと陽の目を見た香肌小学校での親子山村留学の取り組みをぐぐぐぐっと進めていくために、移住して来られた方々と校長先生が集まっての作戦会議を小学校で行いました。 手探りで心配しながら、勝算がイマイチ描けな…
外気温が上がったり下がったり 芽吹いたと思ったらあっという間に花が咲いて そして進級行事の多い春は あまりにいろいろなところでエネルギーが動き過ぎて、ワンテンポ遅めの私にはついていけない季節なのです。 この春も卒業があり卒園があり、年度終わり…
「悩みがないのが私の悩み」と時々カッコつけるほど能天気な私ですが たまぁに悩みの対象になってしまうのが、仕事の企画(こっちは結果は別にすればほとんど楽しい苦しみですね)以外にはやはり子供の存在です。 親としての自分、どうなのだろう。もう10数…
夏に風力発電の勉強会を開いたとき、地域の中学校の先生が来てくれていました。 この問題はマジで危ないぞと動き始めた時だったので、一番不安な頃だったのですが、 あえて問題をあぶり出したりカッカとなって騒いでしまう断固反対の会ではなく、 一人一人が…
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 10にまつわるお題で一つ、残していたのがありました。避けていたというべきか。 10年前からその先へという誰にとっても重要テーマで、避けて通るにはあまりにも惜しいので向き合わな…
子供たちが通う、世界一の小学校(主観)である香肌小学校で 親子山村留学の取り組みを始めて3年目。 これまで各方面に呼び込みしたり、問い合わせに丁寧に対応したり、空き家の協力を仰いだり、必要としている人に届くのには何が必要なのか探ったり、あれこ…
9/24は世界ゴリラの日!だとか。 今日は○○の日を追いかけ過ぎるとしんどいだけなのですが、突然目についた日にはなにか縁があるはずです。 京都学派の末端(希望)の私にとっても、ゴリラはちょっと特別です。大切な同時代を生きてくれていて、霊長類として…
今年も沢山の虫との出会いがありました。私、生き物が好きというだけで、虫が得意なわけではないと自己判定していたのですが、最近亀成園に来るお客さまたちの印象では「虫、平気なんですね(信じられない)」が共通しておりむしろ「流石ですね(田舎の人)…
先日、夕方のCBCテレビで移住促進を目的に作ってもらった三重県PRの番組に、山暮らし代表として亀成園が出演しておりました。 放送は東海地方だけだったのですが、今はYouTubeで見逃し視聴ができる時代です。せっせとPV数を増やすことに貢献していますよ。 w…
外で遊ぶことも多く、童心をたっぷり持ち合わせているのでアウトドア派と思われることがわりとある亀成園母ですが、自分では紛うことなきインドア派だと認識しています。人に会いに出かけるのはわりと好きですが、ショッピング欲はとても少ないので、平日も…
シュタイナー幼稚園に通っていた頃、個別懇談は親へのご褒美でした。 日頃先生がどんなに子供を見てくれているのか、子供の作品を見せてもらいながら成長について話してもらう時間は、いろいろ褒められて、親にとってはこそばくも嬉しい時間でした。 それぞ…
告白というほどでもありませんが、私は小さな頃トランプが友達でした。ボールや画材であったら人生変わっていたような気がしますが、本とトランプであったことが事実で、まあそれはそれで誇れるほど自分らしいと思っています。 トランプはおばあちゃんたちと…
子供の数は多いほうが楽しそうだと根拠なく信じていた甲斐あって、現在元気いっぱいの一男三女に囲まれて楽しく過ごしているのはありがたいことです。子供は四人以上と大した根拠もなく決めて、素直に実行する流れに乗ってくれた過去の自分を心から褒め称え…
少し前になりますが、子供たちが進級・進学してから最初の授業参観が滞りなく行われました。4月の保護者ノルマをこなした感が大きくてほっとします。 去年から保育園は参観もなくなり、園に出向くことも激減しましたが、小・中学校は小規模を活かして、開校…
子供の喧嘩とアナログゲームを混ぜこぜての話。 新学期が始まって2週間経ったある日。息子が学校で放課後喧嘩してカッカと帰ってきました。 本当に小規模校なので、ちょっと突けば事情は筒抜けです。ボール遊びのゲームで負けた責任を一人のチームメイトに押…
不器用でめんどくさがり屋のくせに手を動かして物を作ることがけっこう好きな身には、「糸掛け曼荼羅」という代物は大変ありがたい主題です。 初めてやってみたのは1年半程前で、それ以来何度か機会を持っておりますが、人々のおうち時間が増えたこともあり…
卒業が近づいてきておセンチになりがちな季節です。別れがあれば出会いがあるのが世の常で、サヨナラは新たな始まり、巣立ちは次のスタートライン。わかっちゃいても戻らない時の尊さを知っているから余計に切なくなるものです。当事者の頃も苦手な季節でい…
衣食住に関わる暮らしに必要なものはなるべく自分で作るのがいいなと考えています。わりと昔から憧れの職業には農家と大工さんがランクインするし、手を使って作り出すことは人間として生まれてきたからこそ得られる喜びの大きなものなので、作れるものは作…
20代で大阪の真ん中で働いていた頃、本物の大阪言葉を知りたくて、田辺聖子さんの本をよく読んでいました。そこに出てくる人は様々といえど現代を見据えたように、「都会で好きな仕事を持っている綺麗な現役女性」が多かったので、仕事をしている頃は素直に…
自己肯定感をはぐくむことが現代の子育てや自分育てには欠かせないことになっています。少なくとも私が20歳以下の頃はそんな言葉は知らずに育ってきました。どちらかというと「アイデンティティ≒自己同一性」が脚光を浴びていて、個性を磨いて自分探しをする…
三重県内でも感染者が増加しており、北部地域ではほぼ緊急事態となっております。一方で南部や過疎地域は依然として悠々とした暮らしが続いております。元々密でない暮らしを選んだり余儀なくされて、都市の便利さを享受できていない人々があまり窮屈な思い…