立春を迎え、梅の花が咲きました。まだまだ間違いなく寒いのに、ほんのちょっぴり緩んできた温かさをいち早くキャッチして、一番乗りに花を咲かせる枝は、梅としてもせっかちだろうけれど、先陣を切ってくれる花がいるおかげで、外歩きが一気に華やぎます。
いつものお散歩コースである唐谷川では川原の岸に沿って数十本も梅が植えてあります。赤、白、桃色の花がこれから次々に咲き誇り、花の香りを惜しむことなく放ってくれます。
遠くに雪の残る山を眺めながら、冷たい川の流れを聞きながら、ポツポツ咲き始めた梅の花を毎朝少しずつ発見するのは、冬にはついぞなかった喜びです。
豆まきもして、鬼も寒さも追い払ったし、だまされた気になってでも、春を迎える準備万端です。