勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

踏んで強く

昼間は陽気とも言える日が多くなってきましたね。少しずつ草が伸びてきているのが目に見えてわかるようになり、わずかな日光を一身に吸収している様がよくわかります。私には日光浴はもう少し先の楽しみになりそうですが、見逃せない小さな自然が外に呼び出してくれます。

 

秋に蒔いた麦もだんだん伸びて来ました。冬の間に何度か麦踏みをしなければいけませんが、雪融けのグチャグチャな地面では難しいのが、一気に踏みやすい地面になっていました。

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十二筋程の列を端から端まで踏んで、次の列を踏んで戻って、足腰踏ん張っての麦踏みです。

 

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天候の都合、子供達の都合により予定が合わず、お父ちゃんが一人で行ったら一時間近くかかってしまうところ、運良く家族総出でできたなら十五分で済んでしまいます。並んで踏み踏みはリズミカルで、一緒にやれば楽しいものです。小さな子たちは走り回っているだけですが、すぐに助けになってくれますね。親と一緒に作業してくれるわずかな子供時代をありがたく受け止めたいです。

 

さて去年収穫した小麦たち、現在製麺所に送られて、帰りを待っています。量がさほどないので、扱ってくれる製粉所は見つからず、小麦粉として手にすることはできませんが、至高のうどん、待ち遠しいです。