勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

ヒナ激変

ヒヨコたちが産まれて約一ヶ月。七羽は無事に元気に育っています。

 

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最初の一週間は、二羽の母鶏とだけ独立した小屋におりましたが、現在は広い小屋の一角に網で囲ったスペースを設けてその中におります。まだ小さいので眠る時に母鶏から離れるのが心配なのと、餌の確保のために他の鶏たちと仕切りがあるのですが、近頃は自ら囲いを脱走するようにもなりましたし、エサを運んでいくと誰より大きな声で催促します。大人鶏のコケコケもいいけれど、ピヨピヨはやっぱり可愛いので、すぐにエサを与えたいところですが、そうすると奪いにくるのがいるので、ちょっと後回しにします。

 

先に体も大きくて我が子並にいじきたない(母譲りです)ボリスブラウンたちに投げるようにあげて、次に奥ゆかしさを残す烏骨鶏たちに二ヶ所、なわばりを尊重しながらあげていきます。待っている間ヒヨコたちはピヨピヨピヨピヨ鳴き続け、重なり合ってより高くから催促してきます。黙って待てんのかとボヤきますが、このくらいの貪欲な生きる力がやっぱり好きで、後回しではあるけれど、ついたくさんあげたくなりますよ。

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近頃烏骨鶏の卵も随分出るようになったし、次々ヒナが孵せればいいなぁと壮大な鶏家族計画を描きます。試練は多いでしょうが、地域の過疎問題よりは余程進めやすいことは間違いないですね。