勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

新茶にもえてます

ついこないだまではくすんだ深緑の葉っぱばかりだったのに、今茶畑は最も美しい黄緑色で満ちています。4月になってから気温の下がる日も多く、霜焼けが心配でしたが、そんな春空のいじわるに負けることもなく、無事に茶摘みの日を迎えることができました。勝手に生えてもらってるだけなのにありがたいものです。

f:id:kamenarien:20190430161226j:plain


私の場合、茶摘み茶作りはまさに手仕事の極致です。刈り取りも茶ばさみでサックサックと腕が痛くなるまで適当に行い、時たまチェーンソーで刈り込んでもらいますが、びっしりそろった茶畑では到底ありません。あー、そろそろ植木用バリカンほしいなぁと思いながらも。


今はまだ静かな剪定が嫌ではありません。そして茶摘みも先っぽ三枚程をプチンプチンとひたすら摘み取っていく他は静かな作業です。ホケキョホケキョと谷間に響くウグイスのほか、ツピーツピーやジジジ、ジジジなどいろいろな鳥の声をやかましいほど聞きながら、茶葉の綺麗なところだけをひたすらプチンプチンと摘むのです。柔らかい茶葉を集めていくと爽やかないい香りがして、時々飽きてくると茶葉をかじって苦味でリフレッシュします。目耳鼻手触り舌の五感フル活用での茶摘みをじっくり味わえて、やっぱりこれが好きなのです。ずっと求めている生き方にほかならないなと幸せに浸りながらの茶畑です。


あんまり地味な作業なので子供たちには手伝ってもらいにくく、近くで遊ぶ声が聞けたらそれだけでいいなと思っておりますが、今年は次女がずいぶん手伝ってくれました。日の当たり方で葉っぱの色が違うことや、茶畑にはヨモギの多いこと、野いちごの花など、自分から実のある発見をたくさんしてくれて、静かなお茶摘みがより大切な時間になりましたよ。


倉庫にあった大きなカゴを持ち出したので摘んでも摘んでもちっとも溜まった気がしません。それでも晴れ間のあるうちにせっせと摘んだらカゴはずっしり重くなりました。さて、次は製茶です。また明後日くらいの晴れた日にはもっとずっしり集めるぞ。

f:id:kamenarien:20190430161137j:plain