勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

糸かけ曼荼羅いろいろ

前回は私の拙い糸かけ曼荼羅を披露してしまい失礼致しました。仕上がりの美しさを損なわずに手軽にできるためにキットがあるのだなと納得の練習でした。

一緒に作った娘は、一度目の練習用はとにかく慣れるため、コツをつかむため、色の重なりを自分で学ぶためにかなりいい加減に制作しておりました。釘も不均等でかけ間違いもありつつ、それでも彼女らしい色づかいで、ちょっと冒険心も感じられて素敵になったのでは。彼女のテーマカラーは紫なのです。でも最後の方で赤を入れたところに強い意志を感じました。

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二作目はかなりサイズも大きくして、夏休み自由工作の本番です。練習とピンの数は同じで、大きくなったのでやりやすかったのか、台風の日にあっという間に仕上げてしまいました。やはり個性の出る色選びです。バックの板の色が変わってもまた雰囲気が出そうですね。

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木工作品と認められたら参加賞があるけれど、認められなかったら校内展示だけですが、興味を持ってくれる友達がいたらなぁと思います。

負けじと興味を示したのは姉です。64本の手伝いを再びするのはちと面倒だったので、まず24本の小さな作品を手掛けてもらいました。次女はコンパスも分度器も使ったことがなく、分数もすぐには通じなかったので、説明に時間がかかりましたが、姉はその点、楽に話が通じました。本当はこういう活動を一緒に丁寧に行うことで、そこから算数の学びにつながっていくほうが正しくて、面倒でも12から始めて、24、36、48と進めていけたら子供の中でどんなに強い育ちがあるのだろうと憧れるのに、自分が先にやってみたくてつい手間を省いてしまったことが悔やまれます。まあ下の子のときは反省を活かせるかな。

長女があっという間に作った24ピンの作品です。くっきりとした色使いで、完成度の高い作品だなと感じました。

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ノってきた彼女が次に作ったのは親戚の子へのプレゼントになりました。同系色でまとめようとした工夫の感じられる作品ですね。予備知識なしにこのなんとも言えない綺麗なものを受け取った子供が何を感じるのか、探りたいようなそっとしておきたいような。

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私ももう一度チャレンジしました。小さめで、上に飾りもつけて。どうもイマイチな出来ですが、色味は気に入っています。緑ばっかりで作ったり、ピンクと黄色で花畑っぽいのもいいなと思い描きながらも、やっぱりごちゃ混ぜが表現されてしまいそうです。シンプルな作品にもしっかり自分が現れてしまうものですね。

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シュタイナーの糸かけ曼荼羅は、ピンの数によって込められる意味合いが違うようです。円周上に素数をグルグル回していくと綺麗な模様ができる糸かけ曼荼羅は、素数を並べるというだけで宇宙との調和という壮大な美の端緒となりますが、更にピンの数を55、66、77、88で作るとそれぞれ「変容」「調和」「真実の意味、幸せ」「豊かさ」といった意味につながるそうです。数字に意味を求めるなんて、ともすれば胡散臭いものになりそうですが、どうしたって言葉重視の私のような者にとっては、88の豊かさなんて聞くとワクワクしてしまうのです。挑戦意欲が膨らむ膨らむ。

数字と色で調和のとれた美しさを創造する糸かけ曼荼羅は、曼荼羅なのに円じゃなくても作れるという驚きの特徴もあるようです。四角形、五角形、六角形、或いは楕円やいくつもの円の組み合わせ、ハートや星を組み込んでも作れるとか。実際手を動かしてみなければ驚きがリアルにならないので、これからも時間を見つけて取り組んでみたいです。夏休みに見つけた素敵な楽しみが、これからも続いていく幸せを感じて、さてと子供たちの宿題仕上げに力を入れねばなりません。