フィリピンの首都マニラから南へ50キロに位置するタール火山が噴火したようです。
Dante Pamintuan氏 撮影
フィリピン郊外の地で暮らしていた時は何度も訪れた場所で、火山湖の中にある火山湖という珍しいロケーションで、楽しい記憶がいっぱい詰まった場所です。湖を小舟で渡り、馬に乗って山を登ることができました。
以前暮らしていた時の友達らの投稿は当然この話題でもちきりです。とりあえず皆無事ではいるようですが、停電や流通のストップで暮らしの深刻さが増していくのはこれからなのでしょう。復旧スピードに日本標準を求めてもいけませんし。
町中が火山灰だらけと聞くと、桜島を想起させますね。ある程度の予備知識があり慣れがある中での火山灰なら共存もできるのでしょうが、あの穏やかだったタール火山が一気に噴火したとなるとやはり冷静でいるのは簡単ではなさそうです。
今年の冬は生温すぎて、何かありそうだと落ち着かないでいたら、早速所縁の地の一つに天災があったのでなんだか混乱しております。無事に収まってくれたらいいのですが、収まったらそれでよしというわけにはもはやいかないところまできているのでしょう。地球がガスで満ちていくのを次々知らされるのが必至になっているのかもしれません。
苦しい中できることはなんなのだろう。ちょっとでも力があれば火を鎮めて温かくなり過ぎている海を冷やしたいですが、それはあまりに壮大なパワーが必要です。
なんだか書いても書いてもGoogle翻訳のようなぎこちない文章になりますね。動揺隠せないほどに心がざわついているのです。
タール火山のあるタガイタイという町は、暮らしていたサンタロサより高原で、果物がわんさか売っている町です。山の斜面がパイナップル畑になっていて、馬が多くて、素敵なレストランもいっぱいなところです。マニラには行かなくてもいいけどタガイタイにはまた行きたい。とりあえずその思いだけ、今は大事に留めておきたいです。
※改めてカテゴリー分けをしていたら、この記事は当てはめるのが難しかったです。とりあえず「森林と生物多様性など」に分類しました。火山灰と生き物の関係など、その後のここがどうなっているかを知りたくなるように。