勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

そろそろ山が呼んでいるか

 一年前の記事を振り返りました。

kamenarien.hatenadiary.com

 

不要不急の外出自粛がなければ、登山やハイキングすら自粛項目になっていなければ、この季節はゲストハウス亀成園からも幾人かが宮ノ谷渓谷を訪れて最高のフィトンチッドを享受したに違いありません。実に惜しい。まだガイドに自信はありませんが、ここは何度でも行きたいところです。うずうずします。

 

それでも山はそこに在ってくれます。ものすごく開発の手が入ってしまったり、大きな気候変動でどっかーん!てことになったりがなければ、山も川も待っていてくれます。少なくとも待っていて欲しいですね。

 

COVID-19騒動で人の活動が規制された分、空気がきれいになっているそうです。表現が「そうです」、なのは私のいるところは元々空気がきれいで変化に気付けないからです。今沢山の情報が欲しいけれど、いつも以上に玉石混交で、心が追いつきません。なので規制緩和もされて明るい兆しの三重県の情報以外あまり見ないようにしています。感覚を開いていたいのなら現在の状況、情勢から逃げてはいけないのだけれど、どうせ家に居るのならTVのニュースも触れないでいいし、畑に居て作業をすると身体はすぐに休みたがります。ならば健康的な暮らしの実践を。

 

もうすぐ行き来は可能になります。大好きな渓谷を案内できる日が来ます。どどっと押し寄せると山崩れが起きそうで怖いけれど、少しずつなら受け入れられる。いつからの気候の影響なのか、今年は亀成園近辺の川も例年と様子が違い、藻が多いです。まだ鮎が放流されていないので繁茂したままになっていますが、上流の天然アユはどうなっているのでしょうか。香肌渓は夏には鮎が香る川だったそうです。臭いたつ鮎の香りに血が躍る釣り人の話が『釣りキチ三平』にあったのを思い出します。

 

もし自然が浄化されるために今人が我慢を強いられているのだとしたら、それを全く肯定的に受け止められる人は何パーセントくらいなのでしょうか。もし社会の20パーセントがヒト至上主義でなくなれば、地球はまた美しくなれる。私は現世で人に生まれて来てよかったと思っているけれど、社会がもっと都市化するのなら来世の転生はご免こうむりたいです。仏教の考えでいくならば、転生を止めるには今世でブッダにならねばならず、地球をきれいにしておくのと自分が悟るのとどちらがより可能性があるだろうかと考えます。どうも自分だけの手に負えそうにはないので、守っていきたいですね、と呼びかけます。生まれ変わってまた生きたい場所を残しましょう。ナショナルトラストに憧れ続けるのは、どうもそのためです。