勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

誰だってきれいな場所でリラックスしていいよ

お題「わたしの癒やし」

 

一年で一番好きな月は五月です。

一番苦手な季節が四月なので、結果として春が好きにはならず

一番好きな季節は秋なのですが

五月はなんだか特別に、ついてることが多いイメージです。

 

思い込みの力はとてもとても大きいので、根拠のない自信とか明るいセルフイメージは大事にしています。

今年は気温が上がるのが早く、花の散るのも早く、もう五月みたいな雰囲気で

なんだかもうテンションが上がりそうです。

まあ、それも風に泳ぐ大きな鯉のぼり(自前ではない)を眺めたからですね。

 

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 新緑の頃はお出かけに最適な季節です。多くの生き物が一番活発に動くときでもあります。ヒナが産まれて育ち、巣立っていくように、人も動きたくなりますね。

 

行きたいところはいっぱいあり

もっとも伸び伸びとしたい時なのに

制限はキツくなるばかり、長引くばかり

生き物としてどこまでも押さえられるのは、感染以上に心身に悪そうですが、もう自粛なんて無視しようぜ、とも言えません。

血反吐吐くようにして頑張っている沢山の人がおられるのですから。

普段医療にかかることの極めて少ない私でも、助けられたことは何度もあるので、持ちこたえてくれたらありがたい。

 

とはいっても、孤立して心身を害する人が激増しても却って困るのではないか、とは懸念します。病になってから治すよりも、予防医療がもっと広まってほしいとは深刻に願っています。

 

予防医療の最たるものは

食事と睡眠と散歩にあります。

あとはストレスの少ない人間関係ですね。

 

安心して食べて、ちょっと疲れるくらいに散歩して、安心して眠る

 

今、これが叶っている人はどのくらいいるのでしょうか。

 

何のための我慢なのか、何のためのニュースなのか、振り回され過ぎずによく考えていきたいです。

 

この地域とて楽園ではありません。ピリピリした空気を感じることもあるし、暗い決定も次々とあって、忍耐の文字はぐんぐん大きくなります。

それでも、広々とした里山地域なので、山や川に触れ、生き物のたくましさや美しさを感じることは自由です。去年に続きなんだか今年もトカゲは大きくなり、小鳥も多くなっている気がします。気温が上がるのが早いので、草の伸びるのも早く虫が増えるのも早く、虫や爬虫類が苦手な方には楽園ではありませんが、私にはとても楽しいところ。

日々の変化をいつだって感じて何年も継続して好奇心を育てていけるのは、日々よく食べてよく歩いてよく眠っているからにほかなりません。

 

足元は既に草履。

足になじむまではちょいと痛いですが、慣れると手放せないミサトっ子、毎年柄を変えて気分を一新して愛用しております。

 

誰だって、のんびり歩いていいのです。

心身整えてリラックスしていいのです。

誰だって、美味しいものを食べて、声を出して笑っていいのです。

 

感染症にかかる前にぶっ倒れたら何のための我慢なのか。

 

自分だけ抜け道探していい思いをしようなんて考えてはおりません。

羽を伸ばすことをとがめることはしません。

ハメを外すことにはちょっと顔をしかめますが。

 

今は本当に素敵な季節。

ハイキングや釣りや散策に行くことを、そんなにためらわないでほしいです。

ストレス発散は爆買いよりもアウトドアで。

何もせずに心配して悩む時間を、飛び出してみて苦労してつかむ時間に。

そんな流れが行き渡るイメージをふくらませて、ゲストハウス亀成園の運営を休まずに続けていきたいですよ。そろそろ夏の予約も始まっています。

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亀成園、こんなイメージでO.K.