今週のお題「自分に贈りたいもの」
ほんと、大きな声では言えませんが、女性であるがゆえに、しかも体内状態が至極健康である故に、毎月毎月ブルーな数日間を過ごします。
色で言うとブルーというよりレッドですね。ブラッディウィークをいかにしれっとやり過ごすかは、まだ10年くらいは続くテーマなのでしょうか。さっさと卒業したいようなそれもまた人生で取り戻せない時代として寂しいのか。まだしばらく悩めます。
そしてまた娘たちがすくすく育つので、こちらのケアも必要になってきます。
母娘ともに、必ず直面しなければいけないブルーを前向きにとらえるために、なにがしかのストーリーは持っていたいです。我慢してやり過ごすというよりは自省も兼ねて向き合う時という風に。
というわけで、お題である「自分に贈りたいもの」は布ナプキンですね。
わりともう普通に布派ですが、わずかな数枚以外はちゃんとしたものではなく、子供のおむつのお古を愛用しています。たたんで挟んでそれだけ。なので早めに歩くとズレるわズレるわ。マメに取り替えたいから、「あるものを活用して惜しみなく使う」という点ではとてもいいのですが、娘たちに伝えることを想うとこれではなんとも適当すぎます。たまには奮発して気分も上がるような製品を探してみてもいいかな、なんて思いました。
自分を大切にするに、肌に触れるものは重要です。
あ、すいません、大体の服装は適当というのが事実ですが、これからは少しずつね。
というわけで、欲しいものはこちら
インドの派手な布で作られたこんなものがあると知って、テンション上がってます。
流石ヨガ発祥の地ですね。新しい目を開かせてくれる色選びです。
いいものを少しずつがこれからの買い物の基本であっても、ブラッディウィークは何日にも及びます。1日のうちで何度も取り換えが必要です。だから布ナプキンに関しては少しだけ持っていても仕方ないですね。数をそろえることを重視するのなら、こんなのも大事かと思います。不器用な私がチクチクして作るとほつれて仕方ないので、できる人がガンガン作って販売してくれていることがとても有難いです。
福袋というものに縁がなくなって久しいですが、娘たちと分けっこすることを期待すると、こんなもいいかな。
[rakuten:yugekobo:10806201:detail]
布ナプキンのメリットとして、自分の体に向き合うとか、可愛い布製品でテンションが上がるとか、オーガニックコットンで肌の調子や体の調子もよくなるとかいったことも聞いて、いろいろと女性ならではの素敵なストーリーがあるなと興味深いです。が、私にとって重要なのは、
ゴミが減ること
いちいち買いに行かなくても済むこと
に尽きます。
消耗品があることが当然と思って暮らしていると、品薄になるとか値上げされるとか自分にはどうしようもないことで大打撃を受けてしまいます。別になくてもなんとかなるというスタンスを育てていると、たとえ災害があろうと流通が止まろうと、なんとかできます。もちろんダメージは受けますが、日頃から訓練をしている分、落ち着いて行動を続けることができるように思っています。
自給率を上げるのも、自営の仕事力を磨くのも、自分で人脈を開拓して心地よく保つのも、布ナプキンを選択するのも、私にとってはかなり同じことなのです。
布ナプキンなんて面倒くさいという気持ちも勿論わかります。出かけるときや量が多くてどうにも心配な時は、ありがたく市販品を使います。経血コントロールもまだうまくいかないので、布派はみんな自然に身体の使い方が上手になるということも実感がないです。なので不安なまま自然派に縛られるよりは、気楽にできることを選びます。
とはいえ
わりとずっと家に居て
カサカサした肌触りはあまり好みでなくて
洗濯の手間が増えることがそんなに嫌でなくて
ゴミを出さずにいられることに安心感がある
そんな人にはとても心地よい布ナプキン生活だと思います。
そして私はまたちょっと言いにくいですが、血が水に流れていく様子が結構好きです。汚物扱いするのでなく、循環に戻してあげるイメージを育てるのが好きです。共感を得にくいでしょうが、もしかして思い当たる人がいるかもしれないので、白状しておきますね。
だから暮らしのひと手間を楽しむ様子はあまりない娘にはむかないかもな。周りの子で使っている子もいないでしょうし。でも永い生理期間に渡って、買いに行くの面倒くさいなとか値上げされて困るとかなるならば、先に投資したり工夫したりで前向きに乗り切る道があることも知っておいて欲しいとも思います。
そうそう、経血を洗い落とすのはセスキ炭酸ソーダですね。これはずっと手に入る商品であってほしいです。バケツに一緒にいれておけば、水が赤く染まっておおっとなったところを洗い流せば本当にきれいに落ちます。その後洗濯機で一緒に回せばラクチンです。ああ、沢山の血が巡ったわと循環を感じるのもまた心地よいですよ。やはりこういう話題はところどころ変態ちっくな表現になってしまいますね。