もうすぐ新年度が始まります。
今年度、やっと陽の目を見た香肌小学校での親子山村留学の取り組みをぐぐぐぐっと進めていくために、移住して来られた方々と校長先生が集まっての作戦会議を小学校で行いました。
手探りで心配しながら、勝算がイマイチ描けないまま進めてきた3年の後、新しい視点や手法、作戦を取り入れてものすごく躍進しそうな気配です。
熱い話し合いになり、本当に感謝です。
この機会に改めて、親子山村留学について振り返ってみます。
以前私が山村留学に対して考えていたことはこんな感じでした。山村留学についてというより、飯高町で暮らしていいなと思ったことの羅列ですが、実体験と実感を伴って、山村留学の活動が始まったのです。
山村留学を考える保護者(もしかして子供自身)にとって、きっかけはどうあれ
・もっと自然に囲まれて暮らしたい
・人工的な窮屈さを抜け出したい
・リアルな学びがほしい
というのが大きな動機づけになります。多分。
その上で、今いる場所からのアクセスの良さや受け入れ態勢、住居や学校の様子などを細かく検討して、いざ見学に行こうとなるのではないでしょうか。
逆に心配事は
・受け入れてもらえるだろうか
・合わなかった時に引き返せるだろうか
・思ったほどいい環境でないかも
・親は昼間どうしよう
・子供の将来の道は
などになるのでしょうか。
この辺り、多少ヒアリングはしたものの割と想像で書いてしまっているのでもっと具体的に掘り下げていきたいです。期待することも不安な点も。
なにせ親子山村留学は家族全員の人生をガラッと変える可能性のある大きな決断です。子供が小さい時にどのような環境でどのような学びを用意してあげられるかは、人生の根幹となる絶対的に大きな出来事なので、親も変わって当たり前なのですが、ホイホイと簡単に誰でもできるわけではありません。
・もっと、イメージしやすいストーリが欲しい。
・留学生の過ごし方が具体的に知りたい。
・留学以前と留学以後のお金の流れが知りたい。
・保育園や中学校、高校はどうなっているのか。
そんな要望がありそうで、そこを丁寧に発信することができれば、香肌小学校の仲間はもっと増えていきそうです。なにせ広々とした環境で、必ず丁寧に可愛がってもらって認めてもらいながら、結構勉強面も充実しているという夢のような学校生活が実現しているのですから。
・複式学級の利点
・地域との深い関わり
・四季折々の動植物との関わり(食も含め)
・礼儀正しくほがらかな児童の様子
・親同士の程よい距離感
こんなところも、想像もできない利点として、もっと丁寧に言語化していかなくちゃいけませんね。
香肌小学校の親子山村留学は、令和四年度大きく動いていきます。個性豊かな大好きな友達が続々と増えていく未来は、結構すぐそこにあるのかもしれません。
そのために私ができることはふりかえりと言語化です。できないところは頼もしい仲間たちが補ってくれるなんて、めちゃくちゃ嬉しいですね。
香肌小学校の発信に、ご注目下さい!
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