勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

小学生男児とプログラミング学習

プログラミング学習が必須になったいう世の中になってしばらく。

そんなもの、もう当たり前やん、外国語学習も当たり前やん、投資の授業も当然やんって方もおられるのだろうけれど、私にはまだよくわからないのが正直なところです。

ほんと、世の中の変化に合わせて子供たちを導いてくださる学校の先生方は素晴らしい。ふがいない保護者としては自分ができたことは子供にもできると思っているし、自分が全く知らなかったことを子供たちが学ぶのだと思うとやたらに緊張してしまいます。タブレットを使うとか、プレゼンがけっこうできるとか、外国語も発音がみんな悪くないとか、そのぐらいは容易に受け入れられて子供たちいいなぁと思うのですが、

 

えーっと、その、あの、プログラミングですか。

ああ、そうね、もう世の中じゃ当たり前に使われてるよね(よくわからんけど)、それやっぱり小学生からやっとかないとね(多分、きっと、でもなんでだろ)

 

私の気持ちはこんな感じです。特にアナログ人間ということもないのですが、IT化が進んでいるということもなく、いつも一進一退で自信の無いままこのデジタル社会をなんとか生きている田舎のアラフォーお母ちゃんです。

 

そして上の娘たちは、学校で学んだことをわかりやすく教えてくれたり、わからないところは優しく尋ねてくれたりして、学びはいつも追えていました。でもプログラミングに関してはそんなに食い付きもないので、私もわからないままです。

プログラミングにはやたらに興味を持っているのは息子です。

この子はもちろん姉たちとは違い、漢字は間違うわ計算もこんがらがるわ、楽譜も読めず単語も覚えず、しかも何の共有もしてくれないのでどんな学習状態化もわからないのに、なんだかプログラミングが好きそうということだけは伝わるのです。

 

まあ単純に

ロボットを動かしたい

レゴならなお楽しそう

なんか先進的でかっこよさそう

 

多分、こんな動機です。いえ、間違いなくこんな感じです。

それはわかる。

しかしだからどう向き合ったりサポートすればいいのかが、わかりません。

親ってほんと厄介な仕事ですね。それもやはり単純な男児のむっつり思考に対して為すすべをもたない母というのは少なからずいそうです。いえ、もちろん機械に興味のない男の子も機械大好きな女の子もいるでしょう。けれど機械大好きな女の子ならもう少し親の道筋を示してくれそうだし、機械に興味のない男の子ももう少しわかるように話してくれそうです。なのにもう、むっつり男児ときたら。いやいや、いいんですけどね、むっつりでも衝動的でも自分勝手でも、やっぱりとても可愛いけれど、ただ、わからない。

 

というわけで今プログラミング教材がめちゃくちゃ人気なのかなと考察しています。

「小学生 プログラミング」なんかで検索しちゃうともう溺れるくらいヒットします。

そりゃここがねらい目なんだからみんな(保護者も企業側も)がんばりますね。

いろいろ迷ってZ会の資料請求もしましたが、毎月課題が届くのに難色を示されて申し込みに至れず。限りなく小学生男児が調子に乗り続けるような教材があればいいなぁ、どうやって出会えばいいかなぁ、誕生日過ぎちゃうなぁと思いながら、細いアンテナを張っています。

 

レゴがいいならこちらになりますが、おいそれと与えるにはハードルがあります。

 

幼児ならこのセットと与えてみて、親子共相当満足できそうですが。ああ、我が子が無駄に大きくなってしまっているのが恨めしい。

 

こういう玩具のビジュアルから入る商品もめちゃくちゃいっぱいあるのです。玩具好きとしては是非手に取ってみたいとうずうずしますが、でもそれでいいのかという疑問も解消しません。ロボットを動かしたいのなら、もっと自分で考えなきゃ意味ないかもなんてささやきが聞こえます。

 

となるとやはり本か。子供の為に興味のなかった扉を開いてみるときなのか。

しかしその学びは私にとってどこまで必要?学んだところではいはいと理解して適切な判断が下せるかな?そうなると息子の誕生日はいつまで先送りに?ああ、なんてまた罪作りな教科改変。やはりすごいや、現場の先生方。

 

もういっそ、自分が学ばないと何もわからないかも!ととち狂いそうにもなりそうです。向き不向きがあるし、自分の時間の使い方は自分で決められるのですが、こう選択肢が多いとやはり迷うものですね。子供に対しても同じくです。○○スクールはいつまで経っても五里霧中。あ、こんな書き方をしていたらいつまで経ってもアフィリエイターにはなれそうもありませんね。

結局何も決まらないまま、Z会の締切りも過ぎていきました。教材を自分で探して親に頼んで勉強していた過去の自分はえらいよ。