勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

森の案内人への太い道

今年度はビジネスも学校関係もその他地域のいろいろもずっしり力を入れなきゃいけない正念場の年なのですが、

田んぼと畑や自然との関りももっと丁寧に力を入れる時なのですが

 

もう一つ挑戦を決めてウェイトをかけていることがあります。

それが、森林インストラクターへの急峻な挑戦です。

香肌峡で暮らして6年ほど、日々豊かな山河に囲まれていることが私の喜びなのですが、まだまだ森林について知らないことが多すぎて、ずっともどかしく感じていました。こんなに木々の種類が多い地域で暮らして、生物多様性の面白さに触れながら、私はちっとも森を知らない。

里山の案内人として、これではどうにもいけない。

そんな気持ちが爆発しました。

 

よし、森林インストラクターの資格をとろう。集中して勉強しよう。

三重県には森林インストラクターの連続支援講座というものがあったのです。

2022年度5月~9月 森林インストラクター資格試験合格支援講座(全9回)参加者募集中 – 三重県環境学習情報 センター

 

5月~9月のうち2週間ごとの日曜日をまるまる使って、四日市環境学習センターまで通うのは、私にとってもなかなか制約が多くて大変であるし、家族にとっても負担の大きいことなのですが、一度火のついた母を止める力は誰にもありません。

 

というわけで、4月に情報開示即申し込みをして、オリエンテーションを受けて、つい昨日第一回目の一日講義があったのです。

 

なんとなく森林インストラクターっていいな。学ぶ範囲が多くて面白そうだし、飯高の良さをもっともっともっともっと知れそうだし、資格者になれたら地域の役にも立てそう。未来の教育にも活かせるし、絶対にいいやん!

と気軽に考えてしまったのですが、この試験、めっちゃ難しいことがヒシヒシとわかってきました。

文字量のめちゃくちゃ多い400ページ以上のテキストを学びこんでの記述試験は、いい加減な勉強量では太刀打ちできそうもありません。

と、早速追い込まれてはおりますが、内容はめちゃくちゃ好きなのです。

・樹木の見分け方

・森林の生態系

・森林の動物、鳥、昆虫

・森林の活用

・森林の保全

・山村と農林業

・野外活動について

・山の安全

・森の文化史

などなどです。もっと細かいです。

でも、全部知りたかったことばかりで、知ればこの先活きることばかり。

そして私が今いる環境や興味を持ってきたことが全部つながる。

 

不思議なご縁です。

 

一発合格できなくても3年、5年かけて挑戦できるそうなので、じっくり取り組むか、燃え尽きる覚悟で集中するか。そんな苦しみもこの先出てきそうで、ブログ書くよりテキストに向き合った方がよさそうではありますが

書きたい気持ちが次々湧いてくるのは火がついているからです。

インストラクターの視点で森を見られたらどんなに楽しいのでしょう。

 

第一回目の講義は主に樹木についてでした。

20年前に森林インストラクターの資格を取られ、中学校の教員をされていて子供たちに実際レクチャーをしてこられた先生の姿がとても眩しかったです。

 

この木は地元で見た、藤原岳で見た、北海道で見た、広島で見た、ヘルシンキで見た。

木材としていい。木工でよく使う。ルーペで観察するとよくわかる。

 

豊かな経験の中から、ややこしく試験に出そうな種目の見分け方をたくさん解説してくれました。

 

と言っても私はまだ樹木のことをほとんどわかっていない状態でした。

ポカンとしてこっくり眠りそうになりながらカっと目を開き

テキストを見て、サブテキストの画像も見て、図鑑をくりまくり

脳に眠っていた記憶などもバンバン開けて

なんとか興味を持続させることができました。えらいこっちゃ。

 

見分けのポイントはやはり葉っぱのようです。

私がたまたま以前購入していた図鑑は↑でした。それまでほとんど役立てていなかったので、いいものだったのねこれ、と改めて気付きました。

 

そして今朝改めていつもの散歩道を歩くと

なんと沢山の種類の樹木があることでしょう。

そして葉っぱから見分けることができそうだというわくわくたるや。

 

全然まだそこに行きついてはいないけれど、

さも行きつけたかのような気分になると、引き寄せられていくということを聞きました。まさに今がその実践の時です。

 

「私が晴れて森林インストラクターの資格をとれたあと、この道を歩いたら」

あの木は○○、この木は□□、そっちは△□、あそこにあるのが〇△

日当たりのいいところ、水が近いところ、標高、人との関り

実が付く時期はいついつで、臭いを嗅ぎたいのはどれどれで

食べて美味しいのは〇□!

 

うん、めっちゃ楽しいですね。

そして、人の役にも立てそうですね。

林業のゆるやかな発信にもつながりそうです。

 

以前も書きましたが、

「道がどれだけ遠くても、高いところにあっても、見えていたら必ず着く」のがサイクリストの感覚です。

サイクリストとしてはのろのろリストでしたが、弱音吐きまくリストでしたが

今のこの道は拳握って駆け抜けたいです。

 

数年後の未来にはフォーカスしながら、今の不出来とか試験の難しさはそこまで意識しないで、コツコツ向かっていきます。

 

さて講座には共に学ぶ他の仲間もいます。

既に森林のこと、林業のことなど詳しそうで彼らからの質問もとてもためになります。

まだまだこれからわかってくる、個性豊かに違いない仲間とどんな信頼関係が築けるかも、また楽しみですね。

 

ちなみに講座が開かれている場所は、三重県環境学習センターというところです。

興味深い講座が多く開かれており、ずっと行ってみたかったけれど2時間近くかかるという遠さから飛び込めてなかった場所です。ここまでの運転もまた、私の糧になっていきますよ。

www.eco-mie.com