勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

給食試食会に行きました

中学校で、この地区の給食試食会が行われるということで

ちょっきり289円(食材費実費)持って、出かけてきました。

2年生の娘はちょうど職場体験の日で学校におらずに残念でしたが、参観ではなく試食会なので、寂しいとか言ってられませんね。

子供たちより一足先に食べてみて、感想や給食に対して保護者として思っていることなどを給食センターの栄養士さんに伝えるのがミッションでした。

 

香肌小学校の給食は、近くの給食調理場で小さな一つの学校のためだけに作ってもらっているという恵まれた環境なのですが、中学校になると隣町の給食センターで作られたものが運ばれてきます。中学校に上がった頃、ご飯の味がちょっと変わったと少し寂しそうにしていた娘ですが、どれほど違うのかな。私も一時給食のおばちゃん補助をしていたこともあり、興味がありました。

 

この日はパン食だったので、ご飯の味や出汁の味はわからず、ありがたく一食平らげて、栄養士さんや集まった保護者たちと歓談して、楽しく終わりました。

メニューはこんなかんじでした。

三重県の誇る大内山牛乳

・黒糖パン

・コーンチャウダー

・まぐろのコロコロ揚げトマトソース味

中学生以上1食分900カロリー

他のお母さんたちは結構なボリュームなのねと味わって食べる中、大食漢の私はペロリと。とても食べやすくありがたかったです。

この日のメニューのコーンチャウダーには、地場産のじゃがいもが使われていました。ほくほくのじゃがいもをお昼に食べられるとは、幸せなことです。

家では牛乳もほとんど飲まないので、パックの牛乳が給食っぽくて嬉しいものです。

 

食べ終わってから、同じランチルームで1年生が食べるのを眺めていました。

全員同じ方向を向いての黙食なので、子供たちは黙って食べるのみですが、準備などてきぱき動いていて、学校っぽさをまた感じられました。

 

ここの学校では(香肌小もそうなのですが)、給食がいき渡ってから、小食や苦手な食材がある子はある程度減らして自分が食べられる量に調整することができます。これくらいなら大丈夫というのを自分で決めます。全部残すことはできませんが、全部無理に食べて辛い思いをしなくてもいい仕組みになっています。そして余った分は希望者に分け与えられます。我が子たちはいつもここで手を挙げているのでしょう。

 

みんながちょうどいい量を気持ちよく食べられているか、担任の先生や保健の先生などがよく見てくれていました。おかげで給食の残飯がほぼ出ない!というわけで、この学校は給食調理員さんたちにとても喜ばれているそうです。なかなかできることではないと教えてもらいました。

 

学校給食は単にお昼ご飯の時間ではなくて、教育の一環と考えられているのだとか。

現在は楽しく会食はできませんが、

バランスの取れた献立を日々積み重ね

仕事分担をして協力する力をつけ

行事ごとや食習慣を学ぶ機会となり

食を通して感謝の心を育む

 などの狙いがあるのだとか。

 

地域のお米を使い、地元の食材を積極的に取り入れている学校給食です。

とっとき味噌上野屋のこんにゃく

などおなじみの地元のちょっと高級な味が給食にも活かされています。

 

意見とか言う場だったのですが、みんな美味しく満足してしまいましたね。

 

給食については、今「オーガニック給食導入を!」と騒がれていたり、「牛乳に偏り過ぎ!」といった活動家たちからの声も挙がることが多いです。松阪市のほうでもそんな対応をすることもあるそうですが、予算ギリギリの中、子供たちに毎日温かく安心できるものを調理して提供してくれている給食の仕組みには頭が上がりません。学校でバランの取れた給食を食べさせてもらっているからこそ、休日のランチは適当に麺!で満足してもらえているのだと思っています。

 

さて、今週はお題があったのでした。

「好きだった給食メニュー」

ということですが、私は海藻サラダが好きでしたね。

家とは違う味でかつみんなが残して余りがちな野菜のおかずをモリモリ食べていました。

昔からなんでもよく食べる子だったので、特に楽しみにしていたものはなく、むしろ忘れられないのはたった一度だけ残してしまったおかずです。

なんと、奈良漬け!

ja.wikipedia.org

よくまあ、小学生相手に冒険をしたものです。ほとんどの子がためらいなく残しまくる中、私はなんとか頑張ろうとしたのですが、二切れくらいしか食べられませんでした。

でもおかげさまで、大人になってからは平気で食べられます。味覚の幅を広げてもらいましたね。

 

あー、もうほんと覚えていませんね。

他に印象に残っていることとしては、1年生の時は牛乳が三角パックだったのに、途中から四角パックに変わってしまったことです。三角パックがパズルのようにクラス分入っている様子が好きだったのに、四角になったら積み方が簡単になってしまって面白みが減ったことを未だに残念に思っています。

そして、給食の重たい容器を運ぶのが好きでした。

調理室のおばちゃんたちに「ごちそうさまでした」と挨拶しながら食器など返却に行くのも好きでした。

メニューは覚えていないけど、給食にまつわるいろいろなことは、今でも好ましく覚えていますね。

 

うちの子たちが好きなのは

長女:含め煮

次女:ゆかり和え

長男:揚げパン

末娘:肉

という感じです。誰もカレーとか唐揚げって言わなかった。

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