勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

田舎暮らしが加速する!

子供たちの通う世界最高の香肌小学校での親子山村留学活動が注目され

昨年度11月から飛び飛びで3日間、中京テレビさんが取材に訪れて、東海地方の情報番組として1/6(金)の放映となりました。

 

オープンスクールの様子、空き家セミナーの様子、ある日の学校生活と移住者の家庭訪問もあり、どのシーンが使われるのかなとドキドキしておりましたが、なるほどの視点でまとめてもらっていました。


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テレビのない暮らしなのでご縁がなかったのですが、この地域では観ている人も多いようで、ここ数日いろんなところで話が出ています。

番組になることで、親子山村留学活動に注目が集まり、宣伝しやすくなったり希望者のイメージが湧きやすくなることももちろんなにより嬉しいですが

地域の人たちに活動を知ってもらえて応援が高まることも大事な効果です。

 

それとまた、田舎暮らしっていいなぁと何となく考えている人にスイッチが入ることもね。できそうだなとかやってみたいなとか、学校ベースでも地域ベースでもつながる人ベースでも、何かきっかけがあればいいです。そしてこれから田舎暮らしが加速していくことで、移住者の挑戦が満たされると共に、過疎地域が復活すれば。

壮大な目標ですが、案外達成していけるのではと希望が膨らんできました。

 

私としてはなにより嬉しかったのは、番組内で取り上げられていた

「他の子どもたちがこんなに可愛いと今まで知らなかった」という言葉です。

私もこちらで過ごし出してから思ったことで、びっくりしたんです。小さな学校って小さな社会としてのマイナス面もあるのですが、我が子だけでなく他の子たちもそれぞれ可愛がれて見守れてという立場は、なによりのいい暮らし方だと思っています。けどなかなかこの感覚を表現できなくて。だからめっちゃ嬉しいですね。

番組HPはこんな感じです。

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空き家セミナーの話があったので、松阪市地域おこし協力隊の方が作って下さった動画もまとめて貼り付けておきます。10分ずつ4本になっていて、興味のあるところを使えるようになっています。

 

まずはセミナー導入と移住希望者傾向を校長先生と亀成園園主から


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第二弾は「空き家を負動産にしないために」という発表です。

令和6年度から相続が義務になるらしく、放置できなくなる人も多くなるのでしょうか。早いうちに希望者に出会えるWin-Winを描いていきたいですね。


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第三弾はキャッチの放送でも取り上げられていました「空き家バンク制度」について、担当者からの話です。精一杯融通を効かせて人と家をつなぐ仕事をしてくれており、本当にお世話になっている仕組みです。中山間地域は恵まれているなあとしみじみ感じられる話なので、制度が有効なうちにしっかり活用していきたいですね。


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改修の現実は第4弾で。空き家リフォームの鍵になってくるのはやはり水回りなのですが、いくらくらいかかるのか、補助金活用と合わせて知っておくとやってみようかと思いやすくなりますかね。地域に親切な業者さんが居てくれることもまたとても有難いことです。


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このセミナーについての過去記事はこちら。

動画より文字で知りたいという奇特な方向けですよ。

kamenarien.hatenadiary.com

 

飯高町 空き家」でYouTubeを検索すると、冒頭の番組が一番上に出てきましたが、スクロールしていくと懐かしの映像もありました。

いろいろつながっていることが実感できます。


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田舎暮らしといえば、私達もそうであるように「自給自足の貧乏万歳」のイメージがあったかもしれないのですが、時代は驚くほど動いています。

もちろん、野菜を育てたりDIYしたりおすそ分け文化に浸ったりという田舎暮らしの魅力も大きいのですが、経済レベルを落とさずに暮らす場所を変えるだけの田舎暮らしが増えているのです。リモートワークの選択肢は今後もっと当たり前になっていきます。

そうすると、田舎であっても不安なく子育てや生活ができて、よりいいところに目が向きやすくなりますね。貧乏万歳からスタートしてしまった身にはなんともうらやましい話ですが、それが可能なら自分にもできることはもっとありそうだとの希望にもなります。

移住者が増えていくと、淋しい空き家が子どもの声が響く活きた家になって、地域経済も動き、先住者とお互いにいい刺激と希望を与え合える。

積み重ねてきた甲斐あって、びっくりするような大きな動きになっています。今年もまた新しい仲間に出会え、刺激を与え合って、子どもたちが安心してたくましく成長していける。そんな確信が日々を照らしています。

 

オンライン講師というのも田舎でできる仕事の一つ。なんならこの地域が好きな外国ネイティブの方も誘引されてほしいですね。田舎はもっともっと楽しくなります。