勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

ライブドラマかと思ったさ

テレビがない我が家であっても、AmazonプライムビデオでWBCは観てしまいました。いやぁ、すごかったですね。10歳の素直な息子が大喜び。12歳の比較的スポーツ好きな次女も大ハマり。お父ちゃんも久しぶりに熱く観戦できて、そんな珍しいイベントが夢のような勝利で駆け抜けたとは、すごいものです。オリンピックもワールドカップも蚊帳の外でちっとも構わなかったのに、今回だけちゃんと日本の一員になってましたね。

 

ちなみにWBCワールドベースボールクラシック)とはなんぞや?という私よりも深層の世界で生きる方にざっくり説明するならば

4年に1度の野球のお祭りです。

21世紀に入ってから始まりました。

この時ばかり(と多分オリンピックのときも)はいつものチームやメジャーリーグの隔てなく、日米に散らばる日本選手が一堂に会して、他国の選手陣と試合します。

クラシックと謳ってますが、そんなに歴史が古いわけではなく、初期にイチロー選手が大活躍しておりました。清原選手とか江夏選手の時代ではありません。

↓以下公式

WBCとは | 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™️ | J SPORTS【公式】

 

第1回が2006年に行われて第2回が2009年、以後2013年、2017年と行われてきて、第5回が2021年のところ、コロナウィルス感染拡大云々で延期となっていたところ、2023年の今ようやく開催だったとか。そして第1回、第2回で優勝していた日本が3回、4回はベストフォー止まりを悲願の優勝奪回という。まともにテレビ観戦をしている方ならもう耳だこでしょうね。

 

栗山監督率いる代表30人は日米野球界ではお馴染みのスターばかりでしょうが、私が存じ上げていたのはダルビッシュ有選手くらいでした。大谷翔平選手も名前は知っていてもなかなか顔が覚えられない若者の一人で、これを機にようやく一致したというレベル。

そう、もうそんなスポーツのことなんて綴る資格皆無の人にも影響を与えたのが今回のWBCだったのでした。何も考えずにチューリップの歌を歌っていた保育園児がいきなりオーケストラのベートーベンに感激したようなものですね。だからどうということもありませんが、普段は全く無関係の華やかな世界があって、私もわずかにそこの一員だったという感覚は久しぶりでなんだかほわっとしたのです。

 

今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」

急なお題貼り付け

 

自分のことを主人公と信じ切れている人ではないほとんどの人にとっては、WBCの活躍は胸がスッとすると同時に、「漫画かよ!」のツッコミどころで満ち満ちていたのではないでしょうか。「全米が泣いた作り物のやり過ぎ映画かよ!」とちょいと皮肉が出た人も実は多いでしょう。え?私だけってことはないですよね(焦る)。

本当に信じられない出来事をほぼライブで見ても実感がない、ふわふわとした感じと向き合うことになっています。すごかったなぁでは済まされない何かがありました。

準決勝のさよならヒットがズシンときました

久しぶりにスポーツに触れて、なんだか信じられないことを見て余韻が残る、スポーツとは無縁の私でも、なんだか何かしなくちゃ気が済まなくなっています。それこそがスターの力でありスターのエネルギーを受けるということなのでしょう。

「自分が成し遂げたいことを明確に設定して、信じ切る。そのための努力を欠かさずに突き進む」

出来そうにないと感じるか、小さなことからでもやってみることにしようとするかで、等しく感動を受けた人々の中でも運命が分かれていきそうです。

私は鈍くさいし不器用だし何か大きな実績があるわけでもないですが、それでも改めてマンダラチャートに自分をぶつけたくなりました。ずっとできなかったけど、きっとこのタイミングしかありません。

www.kaonavi.jp

スターの波がここにもきた。流されてやろうじゃないか。大き過ぎる波風を受けて、軽く軽く夢みたいに、みんなで上がっていけそうですね。

素晴らしい感動をありがとうっていう気持ちではありません。それよりも湧き起こるモヤモヤをスカッとさせたいです。

雲の上の人に違いはないけど、魔法のかかった漫画でも映画でもないのなら、共に現実に居る自分をも信じてみたい。

そんな節目になりました。