勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

アマゴの本音

秋の連休最終日に実り大きなイベントに携わり、またひとつ大きな経験を重ねました。

山のふしぎ、川のふしぎというテーマで環境教育のワークショップを2つ組み合わせて、アマゴを串焼きにして食べることと森林と水の関係を実験し、親子で学び楽しむイベントでした。

私の担当は、とっつきやすい雰囲気のチラシ作りとアマゴについてのスライド、それから寸劇のようにアマゴちゃんの気持ちをしゃべること、そして全体のコミュニケーションを円滑に進める事でした。

あー、なんだかいろいろやったなぁ。

思ったより力も時間も使いましたが、楽しんで乗り越えることができた充実の役割でした。

 

その最後に考えて伝えた、川に住むアマゴの気持ちを少し紹介します。

気持ちなので、当然推し量るしかないのですけどね。

魚の死生観と人の死生観はまず違うだろうなというところは伝えておきたかったです。

「釣ったら可哀想」

となってしまうと川や生き物への興味もなくなってしまって、土地に魅力がなくなって見捨てられてしまい、自然荒廃になると困るのです。

私が目指すのは、里山に魅力があって、程よく人が集まって、生き物たちと共生しながらずっと子孫代々、山河に囲まれ機嫌よく生きていくことなので、

アマゴのことを好きになってほしいのです。

 

ということもあり、何日もぐるぐる考えていたら、アマゴはとても明るい女性の設定になりました。清流の女王と言われるアマゴですが、私の中ではアマゴーナちゃんという魅力爆発の無敵ガールが湧きおこってきました。

 

あまり川の中を移動せずに近場で暮らすアマゴーナは、自分の居るところが大好き!

川の中は涼しくて泳ぐのが気持ちよくて、いろんな生き物がいるのが楽しい!

自分も虫を食べるし、獣や鳥や人がアマゴを食べようとするけど、それでいいと思っている。

だって卵はたくさん孵化するし、アマゴって美味しいものね。

人が川に来てアマゴを探すのもいいことだと思っている。

網ですくわれて逃げた経験はスリルがあって楽しかった!

捕まって食べられたとしても、またアマゴーナとして生まれてくるから心配なし!

短い命だけど、何度でもアマゴーナだから、人にも好かれていたい!

難しいことは考えない。きれいな川で暮らすのが好き!

 

そんな設定で、電話で話すという試みになりました。

急に超ポジティブなアマゴの気持ちを聞かされた町の親子は面食らっただけかもしれません。食べようと思っていただけで、学びもあるらしいとは思っていても、アマゴがしゃべる寸劇とは!参加していた我が子たちは苦笑していたようです。

 

盛沢山のイベントだったので、終わっての感想は「アマゴ美味しかったー」「もっと食べたかった」「実験がおもしろかった」「林業の人が木を切っているところがかっこよかった」があれば最高に十分です。

ついでに、もしまたアマゴを釣るなんてことがあれば、ちょっとだけアマゴちゃんと見つめ合って気持ちを考えてくれる子も、一人くらいいるかもしれませんね。

その子は間違いなく演者の道を進むでしょうww

 

今回たまたま「アマゴの本音をシナリオに」という話があって、私なりに考えて爆誕したのがアマゴーナちゃんでしたが、魚の気持ちを考えるレアな人もいるのかな。

あ、わからずに歌にしちゃっている人がいたわ。


www.youtube.com

 

まあ、そんなもんです。わからないけど寄り添ってみるならば、

自分の好きなキャラであって欲しいものですよ。

そして罪悪感なく美味しく食べて、また会いたいと思えたらいいですね。

 

新鮮なアマゴは塩焼き、それも炭火で焼いたやつ、がとてもおいしゅうございましたが、どうしても食べたくなった方にはこんな商品もありますね。

櫛田川のアマゴでなくても、川魚の流通はありがたいです。

料亭でなくても、家族でおいしく川魚。そんな体験をした人が、また山の方に遊びに来てくれて、人の流れが活き活きとすればいいです。

 

山と川にちなんで飯高の豊かな自然を町の人にも共有するためのイベントでしたが、講師側として、楽しさを軸に置きながらもまたいろいろ勉強し直す機会にもなりました。

いつもいい加減な知識のままでいるところを、時々ネジ締める機会がありがたいです。

森林インストラクターとしても、森林のおかげで川の水は美しく保たれていて、だからいろいろな生き物がいるんだよということはブレずに伝え続けていかなくてはいけないです。

アマゴは次世代教育を望んでいるか。

本当のところはわかりませんが、人は自然界においては知ることしかできないと私は思っているので、楽しい教育をするっきゃないのです。

またこんなイベントをしてほしいとの声もあったので、ネタは温めておかなくてはね。

 

生物界における人の役割をチャットGPTに聞いてみました。

長々と解説をしてくれましたが、まとめの部分です。

「人間の役割は、他の生き物のことを知るだけでなく、それに基づいて責任を持って行動し、自然と共存することです。生物界における複雑な関係性を理解し、未来に向けて持続可能な生態系を維持するための役割を果たしていくことが、人間に求められています」

今どきの回答ってかんじですね。持続可能な生態系を維持するには、明るい未来を描くことが欠かせません。