パート仕事を辞めて早5年。宿の仕事をメインにすっかり自営業になっていて平日昼間は自由が効く暮らしをしておりました。
それがこの夏たまたま宿の閑散期に縁あって、久しぶりにアルバイトをしてみることにしました。お家の猫ちゃん、待っててね。
だって今年は大阪万博に家族そろって行きたいから、臨時出費のための銭稼ぎです。

遺跡の発掘仕事って何
縁あったのが、遺跡発掘作業員のバイトでした。
各都道府県で結構行われている季節仕事らしいのですが、現場に飯高町が選ばれなければ、参加する機会はきっとありませんでした。
なんでも土の下に埋まっているものを調査して記録して保存していく活動の一環で
積極的にこのアルバイトとして調査員をしている人もいるし
今でも日々刻々と歴史の研究がなされているなんて、なかなか私には考えが及ばないことでした。いつも生き物しか見ておりませんのでね。
どこで発掘調査が行われているか、過去にどこでどんなものが出土されたのかや
教育との関わりや研究資料などいろいろ掲載されています。
目的を持って調べるととても充実したページです。
発掘ってどうするの
「遺跡の発掘バイトやってみない?」という紹介だけで飛び込んだので
具体的に何をするのか何も知らない状態でのスタートでした。
ここ掘れワンワンかな
現場に行けばいろいろ用意がしてあって、「さあ、掘ってください」ってなるのかな
ザクザク埋蔵金が見つかるのかな。そんなわけないけどもしかして
「おお、これは大発見だ!」って大盛り上がりの瞬間に立ち会えるのかな
とまあいい加減な妄想をたっぷりして、歴史ロマン好きな息子とも分かち合って
いざ行ってみたところ、そんなここ掘れワンワンな仕事ではありませんでしたよw
測量手伝いと土運び、えっほえっほ
実際今までやったのは、調査前や調査中の記録として、長さや高さを測る補助
土が風で飛んだり雨に濡れたりしないようにブルーシートをかけることと
その重しとなる土嚢袋をたくさん作って運ぶこと
大きな穴を掘って出てくる土で、重機が及ばないところをスコップやジョレンで運び出すこと
などが主になっています
下記画像の上の方に出てくる道具(てみやスコップ)はすっかり慣れましたね
手バチや手ガリ、先曲がりの手すこで土を削ったり穴を掘ったりの仕事もだんだん見えるようになってきました。おたまの使い方はまだよくわかりません。
わけもわからないところから少しずつ、苦手なOJTで仕事を覚えていってます
先にこうして事前学習をしておけばよかったですね
発掘仕事の流れ
たくさんの人の手で
発掘調査のための穴掘りは、ほとんど重機で行われますが、土木工事よりも細かな操作が必要になるそうです。
実際パワーショベルが動くところを見ていても、動きがとても繊細です。
表土2センチをなめらかに削るような動きができる職人技ですね。
そうして掘った穴で、土の状態を見て、細かく掘るのは人の手作業です。
闇雲に掘るのではなく、担当の先生から細かい指示を受けながら、ちょこまか掘り進め
記録のために壁や床面の土を均し、出た土は綺麗に運び出していく作業を進めます。
広い現場ですと、測量にも掘る作業にも10人程度は人手が必要になるそうです。
だから私のような初心者にもお声がかかることになるわけですね、ふむふむ。
PDF画像で調査の流れがまとめられているのはこちらから
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000883357.pdf
バイトの縁を噛み締めて
今回の仕事を私に振ってくれたのはちょっとした知り合いですが、この仕事については口づてでいろんな人への声かけがありました。
発掘バイトの常連さんもいるようですが、現場となるところは伊勢市や鈴鹿市などもあり、松阪市の人としても半時間で行ける距離が多い中、私の住む飯高町はどこからも遠いのです。
地元民でも飛びつくのは人次第
そこで人のつながりや地元でざわざわと話はつながっていき、身近な知り合いでも話を聞きかじっている人は多く、あれっという出会いもありました。この人とここでこんな仕事でご一緒するなんてという面白さがあちこちに。とはいえ話を聞いたとしても実際に現場に出てきた人は限られました。
やっぱり発掘バイト常連さんで割と近いところの人が主力となっています。
そんな中、私は今月は結構時間があるのもあって、それなりに足を運ぶことにしています。
せっかくならもう少し知ってみたいですし、発見があれば現場にいたいですね。
知らない仕事がいっぱいある
発掘バイトがあちこちの現場であることも知らなかったですし、その仕事の現場監督となる測量をする会社があることや、遺跡の先生方のことも今回初めて知りました。
すぐ近くで重機がどんどん動くのを見るのも新鮮だし、現場での仕事の進め方も、私には慣れないことばかりでなんだか面白いです。
役に立っているかといえばなかなか難しいところでして(経験も体力も足りないもので)
労働に不向きだなぁということもつくづく感じながら、こんな経験ができることもまた私の人生なんだなぁとありがたく捉えています。
体が疲れると頭も動きにくくなって、今月はブログ更新がすっかり止まっておりました。
いつもいろいろ考えてはまとめるという時間の使い方ができていたことの有閑さも感じています。
自分に自由な時間があれば書くんだな。その確認は私には心地よいことですね。
発掘仕事、乞うご期待
とはいえ、せっかくご縁があって関わることになった遺跡の発掘
なにか見つかれば、かなりワクワクできそうです。そして書きたくなりますね。
できれば近場の飯高町であればいいけれど、何もなくて物足りなければ次も挑戦するのでしょうか。自分でもどうなるのかよくわからない気持ちと向き合いながら
しばらく小まめに作業員として慣れていきたいものです。
