自分では全然まだまだ足りないとしか思っておりませんが、かなり生き物と近い暮らしをしています。そこそこ詳しい程度ですが、小動物の見分けは嗜んでおります。
アライグマとたぬき、アナグマ、ハクビシンの違いとかですね。まあこれは興味関心より重大事項なので必要知識としてですが。
好みとしては鳥獣に限るはずでした。
爬虫類、両生類、魚類、その他無脊椎動物への関心はそこまで高くないのですが
つい昨日、庭でよく見かける大きなひきがえるに名付けをしてしまったのは私です。
イラスト風に綺麗なお姉さんを描いてもらったのも、私です。

ひきがえると遭遇するのはいつも夕暮れで
裏にいる犬を迎えに行く時と戻す時の通路にぬっと現れます。
ギョッとしますよ、私とて。
できれば近寄りたくないので、「通していただけますか」と声をかけると
大体一歩こっちに寄ってきます。
存在をアピールしてから、すっと姿を隠します。
もっとシャシャッと逃げてくれたらいいのにと思いつつ、束の間を共にしてから関心を犬に戻します。或いはちょうど辺りを彷徨いている愛猫に。
そう、別にカエルは嫌いでもないけれど好きでもありません。とりわけ大きなカエルはちょっと苦手です。
なのに、ちょっと前から何日か姿が見えないと、なんだか気になってしまいました。
あいつ、どこ?
あ、別にいなくていい、いなくていい。
でも、まさか鳥とか蛇に食べられた?
いいけど、あんな大きなのやっつけるのがいるのもまた怖いなぁ。
気にしないでおこう。気になることを気にしないでおこう。
そうして数日した後、昨日遭遇したのです。

あら、お前、久しぶりじゃない。
ひきがえるはまたこちらに少しにじり寄ってから
そっと草むらに姿を隠しました。明らかに目が合った。
ギョッとするのに
なんだかホッとして
居てくれるんだなぁってことに繋がりを感じて
庭の草はテンテンまで刈らずに少し伸ばしておこうかな、と。
すっかり情が湧いていることに気付きました。
絆されがちw
名前はビッキーです。
ある程度の距離は保ったまま、共存できそうです。
慣れと情のメカニズム
あまり好きでもないな、ていうかナシ寄りよな。
そう思っていた生き物(或いは人でも?)に対して、なんでだか情が湧くってことはあるのでしょう。あちらが何をしたわけでもこちらに何かあったわけでもなくても
遭遇回数や共にした時間や空間が一定値を超えるとかな。
なんでも誰でもってわけでもないとは思うけど、慣れは情を引き起こします。
だからこそ、自分がいる場所や時間を共にするものには気をつけなければいけません。
家族や猫との時間こそ至福。
気の合う友達と敢えて過ごす時がどれほど大切か。
そうでなければ情に流されないよう距離を保たなくてはね。
でなければ、私はひきがえるにも名前を付けてしまうのですから。
