勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

飯高で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

卵かけいかがでしょう

ありがたいことに亀成園の玉子も細々とではありますが販路を広げることができています。道の駅飯高駅に置いてもらっている他、近所の方や立ち寄ってくれた方が買ってくれることもあり、鶏舎に寄ってもらうこともあります。広々とした鶏舎で元気に走り回る健康感たっぷりの鶏を見てもらえるのは愛鶏家にはたまらない喜びです。もちろんみんながみんな鶏に愛情を感じるわけでなく、鳥が苦手、生き物は苦手な方も多いですが、時々口のお上手な方は烏骨鶏を見て「まぁ、きれい」とお褒め下さいます。なんだかんだ世の中おだての効果は絶大なので、喜ばれると養鶏にも熱が入るというものです。


ここで改めて自然養鶏卵のすごさをアピールしておきます。


まず割って見て驚くのは弾力です。黄身も白身も盛り上がってプリプリしています。そして色は自然なヒヨコ色。市販の赤玉より薄めなのは、パプリカ粉末を入れておらず、トウモロコシでなく米を食べているからです。濃い色の方が売れるとの話もありますが、卵かけ御飯にはむしろ優しいこの色が合うような気がします。親バカですので。

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マル秘の餌ですが、たんぱく質と緑餌たっぷりで毎日仕込み、かき回してしばらく置き、発酵させた状態で与えています。なので餌はぬか床のような香りがして、温かい状態です。人も発酵食品を食べていると体内が活性化して免疫力がアップするように、鶏も病気にかかりにくくなるし、餌の質はダイレクトに卵の味に出ます。発酵の状態を失敗するとツンと嫌な香りになるし、毎日の仕込みは手間がかかりますが、慣れてくるとホカホカの餌が誇らしく、餌をこぼすと散歩に出かける犬が必ず舐めていくので、きっと美味しいのでしょう。気になるそんな卵の味は、サラッとしながら後を引く、その場は優しく後から効いてくる香りがあり、じわじわパンチ力抜群の味です。そしてつまめた時の喜びは何度やっても格別です。

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烏骨鶏の場合は更に濃密かつさっぱりという強力な卵です。安い卵用に改良されてきた品種ではないので産卵率は低いですが、その代わり一個に含まれる栄養価が高いので、考えようによってはとてもお得な卵です。基本的に食い気が服を着て歩いている私ですが、最近卵かけ御飯を食べるときは烏骨鶏を希望しています。黄身と白身が同じくらいで、小ぶりなのでお茶碗からはみ出す心配もなく、一膳しっかり食べて追加でふりかけご飯も食べられます。おっと、最後は余計な一文でした。

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育ち盛りの子供をいつもいつも満足させるには高価な卵ですが、働き盛りの一人暮らしや妊婦さん、それに試験前の朝ごはんや夜食のうどんに乗せるのにも、是非おすすめですよ。これからの季節は更に産卵率が下がって手に入りにくくなりますのでチャンスをお見逃しなく。