勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

早起きはネタの宝庫

長女が高校生になれたので、母娘の早起きノルマが始まりました。

田舎で暮らしているのに、農園とか名乗っているのに、何年も早起き習慣って身に付かずに惰眠に流されることができた幸せな暮らしでした。だがしかし子供の登校のためには早起き待ったなしです。

毎朝お弁当を整えて送り出す。

きれいなお弁当なんてできなくても、とにかくお腹を空かせてひもじいことにならないように、我が家の卵が娘を守ってくれるように、何度目かの朝を過ごしました。

多くの人が当たり前にできていることでも自分の生活に入り込んでくるとなると、受け入れて順応していくにはそれなりの覚悟が必要で、惰眠に引きずり戻されないようにアクセル踏んでいかなくちゃいけません。そんな急展開の一週間が過ぎました。

土曜の6時半起きがめっちゃ幸せww

 

憧れていた朝活待ったなしなのです。

やるしかない。

ありがたいチャンスでしかない。

山間部の高校生の親がみな通ってきた道であることは知っていました。

だからきっと私にだってできるはず。今まで何度となく挫折していたことでも逃げるわけにはいきません。

そうやってずっと緊張していたから、もう今週の昼間は眠いしかなかったですよ。

なんとか乗り切ったので、3週間慣らしができれば、3年間もそれ以上も乗り越えていけるのかもしれません。冬のことはとりあえず今は考えまい。

そんな感じで早起きに取り組み始めました。

 

そして地域ならではのバス通学の話は面白くてあちこちで経験談を聞いています。

バスに間に合わなくて追いかけて追い越してどこまで行ったか。

帰りに子供が寝過ごしてとっぷり陽が暮れて暗くなったところを迎えに行ったこと。

「あった、あった、やった、やった」

みんな乗り越えてきた道を語ってくれます。

高校生の親の役割がお金援助だけでなく、時間と車を使っての子供救助なのは、なんだか悪くない気がしています。

うちはバスの終点一つ手前の停留所で、終点まで乗り過ごしても歩いて帰れる距離ゆえ暗い中迎えに行くことはないですし、計画的に動く子なのでバスに乗り逃がして迎えに行くこともしばらくはなさそうですが、とにかく行動範囲が広がりそうです。

送っていくこと、子供によって新しい場所を知ることが増えていきそうです。

それって、親として多少負担ではありながらもなんだか幸せなことですね。

 

親子山村留学の活動なんかをして、過疎地域の小学校に人を呼び込むことが着実に成功例を積んでいると、嬉しい声と同時に批判的な声も当然あります。

小中学校はいいとして高校はどうするんだと。通えなくて結局田舎から出ていくんだからどうせまた空き家になると。

私は未来志向ではなくて今の子供達の時間が大事で、高校のことは後で考えてどうにでもすればいいと思ってきましたが、それを今年から身をもって実感することになるわけです。

山奥から高校生を送り出すことがどんな感じなのか。絶望的なのか案外楽しいのか。その後は。

 

とりあえず第一子は朝一番のバスで市街地まで通学という高校生活になりましたが、下の子ら皆がそうなるとも限りません。

寮生活をする子もいるかもしれませんし、一時間後でも間に合う高校に行く子もいるかもしれませんし、高校は通信制にして好きな道を歩む子もいるかもしれません。

現在小学校に来てくれている子やこの先の子たちに実感として語れるために、我が子で実験できるチャンスがあるのはありがたいことですね。

そして私が先人という訳でもなく、先輩方の話を既に聞いているのですから心強いです。

 

縦のつながりがあればあるほど、困難も楽しく乗り切れる。そんな気がしています。

せっかくだから親も楽しんでいきたいですね。

苦手な早起きをどうしたって強制的に行える機会は子供のことでしかやってきません。

人間の意思の力なんて弱いに決まっていますからね。少なくとも私はそうです。

 

さてさて、お弁当を持たせるにあたり、安心アイテムとなっているのがスープジャーです。お昼にほっこり温かいものを身体に入れているかなと思いたいのです。

お味噌汁、ワカメスープ、トマトスープ

工夫とも言えないけどほんの少し心を向けておきたい習慣になりそうです。

お弁当は自給率が下がりそうな機会ではありますが、今まで散々上げてきた自給率の高さをどう生かすか。挑戦も妥協もどっちだってしていいのです。

そんなかんじで始まったお弁当朝活!

工夫出来たら知恵がついたら、或いは大失敗したら

ネタの宝庫になっていきそうなのも、楽しみですね。