勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

フィギアになるまでの名作とその周り

今週のお題「名作」

 

少し前になりますが、ずっと行きたくて狙いをつけていた隣町にある「万協フィギア博物館」に小中学生の振り替え休日を利用して行ってきたのです。

製薬会社の社長さんの個人コレクションが公開されている場所で、来館者は帰りに試供品(リップクリームなど)がもらえる仕組みになっています。

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受付からぐるっと建物を回ってセキュリティカードをピッとして入ると、まずはミリタリーコレクションが目に入ります。

メイン展示室手前はワンピースコーナーで、そこからズラズラとコレクションが展開されていきます。

 

30,000体と言われるフィギュアの中でもズラッと目につくのはウルトラマンです。

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ウルトラマンファミリーがきれいに並べられ、小さなものから等身大ものまで充実しています。

そしてウルトラ怪獣もズラリと並ぶのはかつて大好きだった身には嬉しいはずが、怪獣の名前がほとんど出てこず、衰えを感じることになってしまいました。メフィラス星人エレキングは出てきたものの、なんやかんや忘れちゃってていろいろこんがらがりました。改めてこんなにも様々なタイプの怪獣がいたことに驚きです。

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ウルトラマンより数は少ないものの、ゴジラシリーズや仮面ライダーもものすごい数でした。ここでも仮面ライダーの見分けがすっかりつかなくなっていることと、新しそうなものはまるで見覚えがないことにオタク度が足りなくて悔しいという独特の感情でいっぱいになりました。マニアさんほど楽しめる場所ですね。

 

そんな私の癒しコーナーはドラゴンボールジョジョです。これなら全部わかる。なんならもっと知ってる。次から次へと場面もセリフも脳内展開されて、頭の中が大渋滞でした。

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フィギュアになっているものはアメコミちっくなものが多く(コレクションの中にはスーパーマンバットマンなどあったので所有者の好みかもしれませんが)、サイヤ人の頭がカラフルでした。上半身ムキムキのがいっぱいで重たそうなサイヤ人フリーザの変身1回目など、原作では出番が少なかったけれどこうしてフィギュアに残りやすいキャラデザがあるのだなと感じ入りました。

 

ジョジョはコーナー二つぶんほどで、ルパン3世より永井豪よりうんと少ないけれど、第五部「黄金の風」多めで個人的満足度が高かったです。ほんとただ個人的に。

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フィギュアを見たいなとは願っていたけれど持とうという気はさらさらなかったのですが、ブチャラティくらいは持っておかねばならないのではとまた混乱しました。

私がジョジョコーナー前で頭の大渋滞と大混乱をくり広げている間に子どもたちはガンダムコーナーで盛り上がっていました。やれ何々が足りないだの何々ばかり多過ぎるだの、貸切状態をいいことにやいのやいの楽しそうでよかったです。

 

片隅にはこんなものも!

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改めて、子ども時代から今まで私も含め多くの人が名作漫画や特撮映画に心を打たれ、所有しておきたいと望んだゆえに、膨大なフィギュアが作られて、それをコレクションした人がいたのです。そして開放コレクションを見せてもらえてまた名作に心を打たれ直すのです。

そして疑問としては、数々の名作がありながらフィギュアになりやすい作品とその需要は少ない作品があって、どんな仕組みなのかなと考えています。

もちろんコレクターの好みがあるのでフィギュアが存在しないというわけではありませんが、例えばキン肉マンは大きなのがひとつあった程度で、私の好きなウォーズマンは見当たりませんでした。

ワンピースもナミさんやハンコックさんはものすごい数があるのに、チョッパーの変形体は見つけられませんでした。アラレちゃんとガッちゃんの数もすごい差があるし、ドラえもんやコナン君はいちおう置いてある程度でセーラームーンのほうが余程充実していました。

ダイナマイトバディおねいさんは流通しやすいのでしょうね。

 

万協フィギュア博物館第一回目来訪記はこんな感じです。平日時間のあるオタク度ちょっとあるよって方がおりましたら、次は是非お付き合いくださいな。いろんな人の視点で捉えてみたい場所です。