勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

ズシンズシンと積み重ねてきましたよ

ACイラストサイトからのプレゼントです

AIのおかげで誕生日の記号化がどんどん進み、いろんなプレゼント(カスタムサービスからのメールなど)が届くようになりました。起きて最初に見るおめでとうメッセージが広告なことに以前はちょっとため息もありましたが、慣れればこれもありがたいものです。イラストを描いたりかっこいい写真を撮ったりするのが不得手な私はありがたく「写真AC」や「イラストAC」、それにCanvaなどの素材も使わせてもらって画像作成に活かしておりますが、ただでさえありがたいACさんからBirthday限定イラストなどを頂いたので今日はそれを使ってみます。

人生を謳歌する秋冬の女性イメージ

 届いたイラストの中から秋冬っぽくて自分とマッチしそうなところがあるものを選んでまとめてみました。サラッと花鳥風月を愛でて自分の時間を大事に過ごしていそうな女性がテーマです。口を開けば、いや開く前の頭の中からくだらないギャグでいっぱいの私にはスラリと知的で素敵な女性イメージはまだ遠いのですが、生き物と暮らすとか風物詩を愛でるとか静かに読書するとかは遠くありません。がっつりかぶっておりますの。だからあとはイメージだけって感じがしてきませんかね。

 

 無駄に笑いのセンスを磨いてきたばかりの何者でもない私も、今日で40歳となりました。お母さん、私大きくなりましたよ。誕生日はやっぱりいつも母を思い出しますね。たくさん可愛がってもらって、たくさんぶつかりもして、葛藤もあったけれどいつも信頼して委ねている母です。40年の歴史がとてもとても大切です。

こちらもACグラフィック。想像力膨らみますね。

 Z世代でもないのにあまりモノに執着がなくなってからは、プレゼントを楽しみにすることも少なくなりましたが、いままでもらってきたものを思い返すのはありがたいです。家族から、友達から、ふとした知り合いから、いろんなエネルギーの巡りがありましたね。箱を次々空けていくイメージであんなことこんなことを思い出すと、なんだかめちゃくちゃ幸せな気持ちになります。大人になってからは自分で自分に用意したプレゼントの方が印象的なのですけどね。今でも愛用しているムーミンマグカップは家族分そろえるいい機会でした。

 

 40歳になるのが嬉しいというと驚かれることもあります。20歳過ぎると歳を取るのが嬉しくないというのが日本での固定観念なのでしょうか。私は老け顔というわけでもないのですが、若く見られることが少ないのでさっさと年代を上がりたいものだ。でもその価値に至るまでふんばらねばと20代のときも30代のときもずっと思ってきたのです。10代に比べて劣るどころかより楽しく充実した時代でした。そして40代以降も絶対楽しそうだなと周りを観ていて容易に感じられるのです。50代も60代も70代ももっと上さえも。仲良く楽しく暮らしている人でいっぱいな田舎暮らしのおかげです。

 そのうえで私にとって40代というのは、挑戦し甲斐のある時代です。子育てに追われることなく好きな仕事に打ち込めて、育ちまくって巣立っていく子どもたちの精神&資金応援団長としてどこまでだって頑張ることができます。大役この上ないけど、それってめっちゃくちゃ楽しそうですよ。人生これからだって気合入れ直すのに十分ですね。

 自分のことばかりで必死だった若い時代の方が、よほど自分のことを信頼できていませんでした。メンタルもメッキだったし、根がはれていなかった感覚があります。今は数々の憧れ巨木のようにずっしりと揺るぎない根がはれた、までの自信には至りませんが、根を張ろう、自分を鍛えよう、不安を手放していい未来ばかりを描こうという決意はしてずっとそのイメージを高めてきたので、なんだかずしっとしてきた感はあります。若いうちからずしっとしていて「あなた人生何週目ですか」というタイプの方もおられてうらやましい限りですが、まあ私の場合このくらいのタイミングでちょうどよかったのです。ぐらぐらだった根の周りの土壌を整え、ぎゅぎゅっと固めて水脈をよくして(土中環境の話が好き)、そのうえで根っこをはるという心がけで時を重ねてきたのです。歴史を刻んできたのです。だから、そりゃぁ、いまのほうが、強いよね。

 

 わりとお利口さんなのでじっくりと酒を飲みだしたのは20歳になってからです。以来幸せな時と後悔の時とそろって重ねてきました。いい大人とあかん大人が混在しているバランスが悪くないなと思ってます。洋酒に傾倒しようと狙ったこともありながら、続くのはやはりビール、焼酎、日本酒です。初めに出したイラストの女性との距離が遠くなっておりますが、こればかりは仕方がない。やっぱり好きなお酒とは40代も共に居たいです。泡盛にはもう少し近付きたいと望んでいます。

 

何の話だ、歳を重ねた個人的な話。

40代の目標をさっさと予祝です。

地域活性化の仕掛けが次々当たって万々歳!」

「子どもたちの反抗期と自身の更年期を明るく軽く乗り越えられておめでとう!」

「使命に従って里山暮らしと散文家の仕事を確立させて拍手喝采!」

「会いたかった人たちに一通り会えた最高の時代だったね!」

「何者でもなかった人から何者かへの大躍進遂げたね!」

うん、こんなかんじです。

  

無意味に楽しみというわけでなく、人生がずっとつながっているなら、私の40代はなんだか思いっきり実り豊かななのです。といってもまだまだ成熟前には程遠く、めいっぱい楽しんだらいい。そんな時代に、突入!!!!!