勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

アースデーを祝う人の中で

4月22日がアースデーとして定められていて、この前後でのマルシェやイベントは以前から活発に行われていました。日頃より仲良くしてもらっているご機嫌な人たちもアースデーイベントに関わりのある人が多くて、なんとなくゆるく地球の明るい未来を想うつながりが深まる日なのだなぁというイメージがありました。

4月の半ば頃、新入学や進級の負荷を親子でなんとか乗り越えて疲れが出るタイミングなので、今までは積極的に関わることはしてこなかったのですが、今年はイベントも久しぶりに行われるということで、楽しい人からのお誘いもあり、伊勢でのイベントにお邪魔することができました。

伊勢市民有志による緑あふれる河川公園でのイベントは、私のような初めましてさんにも優しい環境でしたよ。協賛企業さん方、ありがとうございます。

matsuyaku.co.jp

 

アースディの柔らかな解説はこちらが詳しいです。

日付に大きな意味もなく、特に何をするのか決まっているわけでもないゆるい日ながら、たくさんの自然・地球を愛する人々を惹き付けるアースディは、地球で暮らす人々が自分たちの居場所を考えるために必要な日なのでしょう。

hirameki.noge-printing.jp

実を言うとゲストハウス亀成園もなんとなくアースディをオープン日にしようと思っておりました。4月半ばくらいがアースディだったな、ちょうどいいやと思ってはいたのですが、4/16と間違えるというミス!そしてこの日は喜劇王であるチャップリンの誕生日であったことからチャップリンデーなのだとか。はいはい、私もいつだって喜劇なのですよ。

pedant19.com

 

そんなこともあったアースディ伊勢2023で、お目当てのショーがちょっと公開されていました。いい風の吹く緑に囲まれたステージで、ブルースギターとジャンベに惹き立てられてのダンスでした。


www.youtube.com

頑張って早くに着いたかいあって、最前列で応援できましたよ。

ダンス披露された方は以前、ファイアーショーを魅せてくれたこともある素敵な人です。普段は名張市でその名も『ちきゅう食』というカフェをされています。

Be Happy!! ちきゅう食

その後のカミシバラー(紙芝居)ステージもしっかり楽しみました。

このリンクのページはちょっと古いですが、カミシバラーの雰囲気はわかりやすいかな。この方、ブログやメルマガやSNSもたくさん持っていらしてどれを紹介するのか迷います。お伊勢参りのディープガイドもしてくれる、伊勢の重要人物ですよ。

カミシバラー☆ミキナカムラ オフィシャル ホームページ kamisibaler mikinakamura

 

お目当てのステージを2つ見た後は、友達いろいろにあいさつをしたり、緑豊かな公園(宮川ラブリバー公園)の雰囲気を味わったりしていると、めちゃくちゃ目を引く展示を見つけました!

つい先日三重総合博物館MieMuでもあったという、ウミガメの甲羅を背負う体験にここで出会えるとは。

そうですよね。地球を想う日にウミガメのことはとても大事。

めちゃくちゃやりたかった体験がアースディと重なって(実はイベントはアースディの次の日とはいえ)、いろんな巡り合わせがありがたいです。

 

地面にはいつくばって、毛布をかけてもらって、本物の甲羅を背負ってみました。

それなりの重量感はありますが、それよりもなんだかふんわりとした安心感。

亀は環境に左右される生き物ですが、実は太古から呑気に生きるしぶとい生き物でもあります。亀成園として日頃から亀について考えている私には、甲羅の安心感は欲しかった感覚のひとつでした。

アカウミガメの甲羅を背負ってズズズズっと動く

三重で12年もウミガメの保護活動をされている方からたくさんお話を聞くこともできました。

ウミガメの保護は日本各地で行われていて、大阪を本部とする協議会もあり、啓蒙活動やウミガメ会議なども行われておりますが、本来の保護活動は産卵地の海で地道に地元として続けられていくしかありません。里山暮らしの亀成園として、里海でウミガメを守る人々には感謝と敬意しかありません。海岸線が長く、広い豊かな海を有する三重県でもこの活動を続けてくれている人に会えて本当によかったです。

リンク名がこれしか出ないですが、「ウミガメネットワーク三重」さんのページです。

産卵の様子など、亀よりも動かない石となって撮影されるそうで、頭が上がりません。

ウミガメ公園のウミガメたち - umigamenetmie ページ!

 

なんだか盛沢山になってしまいました、不意のイベント。

本当はもっと人混みから離れて静かにぼーっとしていたいほうなのですが、地球を楽しく明るい場所にしていくためには、ご機嫌な人々とのゆるいつながりは欠かせません。亀の歩みでゆっくり着実にできることを通して、いつだって清く優しく美しく、豊かな地球を想い描いていきたいです。