勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

セルフイメージは強く清々しく

今週のお題「最近読んでるもの」

ブログ記事555回達成記念に、自著の宣伝です。

いつの間にか多くのモノを積み重ねてきて、ここまで面の皮を厚くすることができましたよ。応援してくれているであろう頼れる人々に感謝しています。

 

読書家の私ですが、どうにも自分の書いたものを読むのも好きなのです。

それを恥ずかしがることはもうやめました。作家マインドを磨き続けるのが人生の目的なので、どんどん読もう。そしてどんどん形にしていこう。

ということで、今年2月に1冊目をまとめ、先月増刷もして細々売っておりますよ。

初自著をじわじわと広めてます

はてなブログのリトルプレスパックで作った54ページの小冊子は、記事にすると14程しか収録できておりませんが、2017年から2022年までの期間折々に書いた、自給にまつわることがらと奥にある想いなんかがぎゅっと詰まった、我ながら素敵な冊子です。

 

実費で570円/冊かかるものを何十も注文してどうなるのかと不安もありましたが、

有難くも1000円出して買ってくれる知り合いは少しとはいえおりましたし、読んで欲しい方に手渡しするときの誇らしさは、自力で冊子にまとめなければ味わうことのできない輝かしい気持ちでした。

何十万、何百万もつっこむわけでないのなら、自著の作成は満足にたる行いなのだと、40過ぎてやっとやっと自分の本と向き合うことになったのでした。

 

現実の私の気持ちはまだぐらつきも多いのですが、言葉にまとめるときにはいつも信念があります。未熟な経験値とわかりながらも堂々と己の置かれた環境や心境を精一杯、でもサラリと表現してあり、いつ読んでも心地よいのが自分の残した文章なのです。

ナルシストにも程がある!まあ物書きってそんなものですかね。

 

とはいえ気持ちと裏腹なことは私には書けません。願望も本音と近付けなきゃ書いてみることもできません。易々と嘘がつけるほど器用ではないので、向き合った上での磨いた言葉をいつも残すようにしています。時々は乱れますが、心持としてはね。だから書くことを自分に課していることは私にとっては光の道なのです。表現するに足る心でなければいけない。泣きたいほど誇らしくありたい。そうでなければ私は自分自身を見失ってしまいます。

 

人はみな弱くてずるくてくだらなくて懲りない存在ですが

本当は強く賢く美しいものが好きなのです。自分もそう在りたいといつも心から思っているのです。それに加えて面白く優しくありたいなと。この辺は目指しているものが違うかもしれませんが、私の場合はこの5つが目指す全てです。

強くある。賢くある。美しくいる。そして大きな優しさを持ち、面白い人でいる。

だったら誰のせいにもせず、自分で磨いていくしかありません。

そのために学ぶことができるのは嬉しいし、綴ることができるのはもっと嬉しいです。

 

心が曇って仕方のない出来事と向き合わなければいけない時がわりと長く続きましたが、今はすっかり晴れ晴れとしています。逃げもせず落ちもせず、ひたすら己と向き合って乗り越えました。それもまた自己満足に過ぎないのでしょうが、起こった出来事を自分のために掘り下げて学んでいく体験は、これから先もっと前に上に進んでいくために欲しかった体験なので、心の痛みに潰れることなく自分を守ることができて本当によかったです。私は多分強かったのです。

 

足が遅いくせに何を勘違いをと息子にはバカにされますが、私のセルフイメージはオオカミなのです。戌年だしね。

強く賢く美しいけれど、悪役として誤解もされやすい狼です。

でも気高さを失わなければ誤解なんてなんでもないやと今なら本心で感じます。

家族思いだし、月が好きだし、森林で生きています。

 

オオカミといえば欠かせないのはこのシリーズ!

6巻で完結していたはずが続きを見て驚きました。でもすぐに取り戻して読めたから嬉しかったです。ここでもオオカミが大きな役割を果たしますよ。

これはそのうち読む本です。

猛禽類も好きだけど、セルフイメージを図々しく深めていくために、しばらくオオカミ作品の追っかけをしましょうかね。ずるさもあくどさも全部引き受けて、せっかくの命なんだからかっこよく生きていかなくっちゃ。