時々勘違いうか誤解がありますが
私は生粋のエンターテイナーってわけではなくて
根は陰キャですねん。思考も行動もね。
心掛けてずっと人前では努めて明るいエネルギーを出すようにしていますけど。自戒も込めて、陰まとった人より明るい人に会う方が心地よいですからね。自分が陽気でいれるときはテンション上げて周りを明るくしていたです。もし無理がきてあかんくなった時は引きこもったらいいことです。
というわけでどんなわけで
真面目な印象のあるプレゼンテーションも明るく楽しく
応援したくなる活動に仕向けていくのが役割です。
松阪市でもう11回目となる「地域の元気応援事業」、昨年度に続き香肌小学校親子山村留学の活動資金を応援してもらうために壇上で公開恥かきをしてきました。
審査会場が少しでも和やかに明るくなっていればいいなぁと、そのためにできることはできたかなと、サラリと振り返っています。
【募集終了】令和6年度「地域の元気応援事業」募集について - 地域づくり - お肉のまち 松阪市公式ホームページ
応募したのは市民活動部門で、香肌小学校親子山村留学実行委員会としてです。
何年も時間をかけてコツコツと呼び込みをして、今では全児童20人中11人が山村留学を希望して移住してきた子たちになっているという活動です。
毎年3家族程度が継続して移住・定住してくれることで、小さな小学校が子供不足にならずに安定して継続し、地域が明るく元気になる可能性は十分あるので、
とにかく活動を続けていくことがなにより大事です。発信や呼びかけイベント時に必要な資金を得て、活動を公に広報していくのが今回の役割でした。
一次審査は通過しており、二次審査は審査委員前でプレゼンテーションをすればまあ通るだろうという出来レースのような流れではありましたが
せっかく書類を作るなら、活動に対してきちんと成果を振り返りつつ前向きに展望描いていきたいですし
せっかくプレゼンテーションをするのなら、その場を明るくして心からの応援をつかみたいです。
5分以内という決められた時間で、どれだけわかりやすく実績と希望を詰め込んで、自分たちのこれからを描いていけるかが肝心でした。
審査員やその場に居合わせた皆様に伝えたいことは以下
・昨年度に続き今年も右肩上がりで頑張ってます
・「小学校を選ぶ」ことで都市から住まいや仕事をなんとかして来てくれる人たちがいます
・小さな学校を必要とする人の声があります
・刺激的なIターン呼び込みも続けながら、Uターンも願いを飛ばしてます
・空き家や地域の仕事探しなど、活性化の種がつまってます
というわけで応援よろしくお願いします!
夫婦漫才っぽい掛け合い原稿を書いたのが今月上旬で
そこから見直して書き直して読み合わせをして、ギリギリなんとかの本番でした。
記憶力はなかなか味方をしてくれず、詰まりながらではありましたが、まあそれもまた和やかムードになったということですか。
また、自分にできることをちょっと頑張ってきました。だから、帰ってから脱力もしましたね。
大事な時間をかけて本当に大切に続けてきたから、大好きな小学校は粘ってます。
地域活性化の真ん中に小学校を据えて、未来に希望を描いて進んできた活動は、これからも成果を上げていくしかないのです。
今回公開プレゼンテーションに参加して、他の住民自治協議会や他の市民団体の発表も見てきたのですが、昨年度より顕著に「子供を入れた街づくり」を描いている声がほとんどでした。
令和6年度 地域の元気応援事業「一次審査結果発表」 - 地域づくり - お肉のまち 松阪市公式ホームページ
小学校の数は現在36です。
飯高飯南に限ると住民自治協議会は8で小学校は4で、他の中山間部と呼ばれる地域には小学校はないことを考慮すると
大体小学校の数と住民自治協議会の数は同じくらいです。
それが昨年度から小規模校が統廃合対象という話もあり、地域は子供の居場所を守り続けられるかの瀬戸際なのかもしれません。
急に飛躍がありまくりでわかりにくくなっているかもしれませんが
「小学校を守り、残していく活動のために人を呼び込む」という香肌小学校校区での5年前からの構想は、ここにきて先見の明だったのだなとじんわり感じました。
多世代皆がつながっています。
子供たちに希望は与えつつ、重荷を背負わせるのはイケてないので、踏ん張るのは大人でありたいです。
飯高地域のあちこちで、子供がいなくなっていたところに来てくれる人がいるのを喜ぶ声があるように、松阪でも他の市町でも、全国の豊かな自然と歴史ある里山里海で、多世代の笑い声が増えていくと嬉しいです。
私の夢はどこまでも生物多様性保全と自然保護ありきで、散文家の詩人として生きていくことなので、里山里海のあちこちに元気な人がいてくれなきゃね。
そのための活動は、どれだけ恥をかきながらも楽しくコツコツ広げていくのみです。
飯高地域もまだまだ多様な人材、募集中です。
親子山村留学は教育移住でありながら、親がのびのび楽しむ様子を子供が喜ぶという効果もあります。
ここで子供をのびのび育てたい、自分も自然に囲まれて温かな人々と生きていきたいという、そんな未来に縁のある方に届きますように。