勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

読書ボランティア交流会

コミュニティスクールの活動として、読書ボランティアを続けています。

コミュニティスクールコーディネーターの役割もあって、ありがたいことにいろいろなつながりやチャンスがあり、読書ボランティアの集まりというものに参加してきました。コミュニティスクール活動をしている方が松阪市の図書館や教育委員会(市や県)と一緒に企画して開催してくれた集まりでした。大きな学校で幅広く活動されている方はパワーが段違いです!

 

この交流会についての報告と、心に残った本の紹介をして、ちょっと発表がありますので、最後まで目を通してもらえたら嬉しいです。

AI画像で本を読む猫作成

交流会は2部に分かれて企画されていました。

①図書館司書さんに読み聞かせのコツについて、本の紹介も交えて教えてもらう

②参加した人たちが推し本をそれぞれ紹介する

 

こんな2本立てで、松阪市の学校関係で読み聞かせボランティアの活動を続ける人たちがわいのわいのと交流をしたのでした。

 

司書さんに教わった読み聞かせの注意点とポイントとしては

・見やすいサイズの本を選ぶ

・パッと開いて絵と文が一致している本を

・本の見せ方、ページの繰り方を練習する

・学年や季節、テーマに合わせて本を選ぶ

お話し会ごとの本の選び方のコツとして、マインドマップを使えばイメージがふくらんでいくので、お話会で数冊読むときにも一貫性を持たせることができてよい、などなどです。

交流会は読み聞かせ初心者さんも是非という感じで開かれましたが、集ったのはなかなかのベテランつわものぞろいで、めちゃくちゃ熱心にメモをとり、頷き、発言する頼もしい集まりでした。

 

そんな熱心な図書ボランティアさんたちが第二部では自分が読み聞かせをしてきてこれぞの1冊を紹介し合うコーナーでした。

私も含め、1冊に絞れず何冊も持って来る人も当然居て、現場感満載の紹介合いになりました。

読み聞かせに使う本は、図書館で借りることもありますが、自前であることが多いですね。手垢のついた、何度も何度も声に出した本こそが、子どもたちに届けたい本です。

 

 

いくつか印象的だったものを紹介します。

私も持っております『あらまっ!』はパワフルなおばあちゃんと屁理屈言いの孫が軽快にやり取りして話が進んでいきますが、孫の指摘にいちいち「あらまっ!!」とびっくりするこのセリフに引き込まれます。鮮やかな色彩も目が覚める感じで朝の読み聞かせに最適ですね。実は寝かしつけをテーマの絵本なのにそこもまたユーモアが効いています。

これは知らなかった本でした。

カップはいつも暖かいお茶にみちていたのに、ある日ぽろりと転がってしまって、ティーカップとしては使われなくなって。自分の役割はなんだろう、これからどうしたらいいんだろうと不安な日々を過ごしたけれど、思わぬ喜びがありました。

繊細な色彩と、メッセージも繊細だけど、とっつきやすく不思議な印象が残ります。

満ちている

満ちている

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次はどっしりした体格のおじさん(知ってる人でした)が堂々と紹介していた力士の絵本。どう見ても立派な堂々たる体躯の横綱ぶるどうざんに小結あけのうみが挑みます。

お相撲を描いた絵本は幾つもありますが、この迫力とストレートさはひと味もふた味も違います。私も定番にしたいなと良い本ゲットです。

読み聞かせは限られた時間内でシュッと収めることが求められるので、ちょっと長い話はチャレンジですが、毎年6年生の最後にメッセージを込めてこの話を選ばれているという方がいました。

2014年出版のこの本は、うわさ話に攪乱されてめちゃくちゃになった物語です。

悪意の発端は特定できるけど、のせられた人っていっぱいいたよね。ちゃんと確かめもせずにわぁわぁ騒いで加担してしまった人、身に覚えないかな。

背筋がひゅっとなるけど、読み継がれて欲しい本のひとつです。

ひとりで読むには小さなサイズだけど、読み聞かせには大型本もあります。

大型判 二番目の悪者

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  • ノーブランド品
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さて、こんな感じでやっぱり読み聞かせがテーマとなると、私の頭から溢れてくることはかなり多くて、もっと整理してまとめて、読み聞かせについて書くことに挑戦したくなりました。

鉄は熱いうちに打てということで、読み聞かせに特化したブログを作ってみることに

AI画像で猫にどや顔させてみました

需要があるかはわかりませんが、初めての特化ブログ、まずは50記事を目標にやってみます。反応があるとなにより嬉しいので、よかったらご訪問くださいな。

園や学校、施設で実践されている方も、子育て初心者の方も、久しぶりに読み聞かせ再開しようかなという方も、ヒントが見つかると幸いです。

makamarion.hatenablog.com