勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

オープンスクール、もうすぐです。ZOOMです。

子供たちが通う松阪市立香肌小学校

広い校区に点在する大切な子供たちのとてもきれいな学校です。

全国どこも少子化により学校が合併される流れで、「社会性を養うのに適正規模の学校」なんてことも言われだし、小さな学校の存続は危機的状況です。2クラスある学校の児童と全校100人未満(香肌小学校はもっとうんと少ないですが)の小規模校のどちらが社会性を育むのか、ちゃんとした研究もなしに決めて欲しくはないです。私の意見としては異年齢と関わり地域の大人と接する機会の多さがなによりの社会経験で、同級生の一部としか話が通じない子供ばかりになってはあまりに閉鎖的であると危惧するのですが、まあ色々な意見があるのでしょう。小規模校の良さを身を持って感じている人は多くないです。なにせ小規模なので大多数の意見にはなりません。

だがしかし今この小学校が統合なんてことになり、バスで半時間もかけて別の学校に通わなければならないなんてことになると、自分たちがここに住み続ける意味はあるのか。暮らしの身近にある学校が存続してくれることはそれくらい重要なことで、このまま縮小するのを指をくわえて寂しくみているわけにはいきません。

それで昨年度から「親子山村留学実行委員会」を立ち上げて、外から人を呼び込む活動をしております。手探りでなかなか成果が上がらない中、それでも発信力をじわじわとつけ、だんだんと情報が届くようになってきました。

本当は興味を持ってもらった方には現地に足を運んでほしいです。学校の様子を見てもらい、子供たちが実際に過ごす想像をありありと描いてもらい、そこから揺るぎない一歩を踏み出してほしいものですが、今年は感染症というハードルが高く、オープンスクールイベントはオンライン説明会になりました。

 

https://www.kahada-es.com/openschool-2020summer/

 

人によってはこの半年でとても身近になったZOOM会議。我々かなり出遅れてしまい、宣伝も準備も足りていない中の強引開催かもしれませんが、ともかくも人に踏み出させる前に自分が踏み出さねば。私の役割はほぼ見守りに過ぎませんが、それでもドキドキするものです。

ギリギリですが、まだ申込受付可能です。心惹かれたらHPをチェックしてみてくださいね。

 

校長先生が随時ブログを更新されていて、七夕の短冊飾りのことが書かれてありました。私の願いは「香肌小に幸せな子供が100人増えること」です。目標はいつだって大きめですよ。先日行われたキャンプファイヤーで空に飛ばされていった願いごと。何度でも何度でも飛ばします。この学校は残らなくっちゃ。