勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

ほんの数日。されど価値の高さは計り知れぬ。

あまりに心奪われるものには近寄らないでおこうという君子精神と、心のままにかき乱されても構わないという芸術家魂の狭間で固まってしまうのが、この厄介な桜の季節というやつです。


なにせもう、圧倒されるのですから。

f:id:kamenarien:20210323232243j:plain

今日は完璧な青空で、私が撮った写真でも既に映画のように見えてしまいます。

(映画関係者の皆様、平にご容赦ください。なにせこの季節は錯乱しがちです)

f:id:kamenarien:20210323232441j:plain

一斉に咲くなんて、なんだかずるいです。絶対に見逃している木がいくつもあることがわかって、悔しいやら申し訳ないやら。でも目の前の華やかさに夢中なのです。


f:id:kamenarien:20210323232644j:plain

普段は何を見ても、見たものを言葉に捉え直さなければ気が済まない私ですが、翻弄されるがまま過ぎ去るのを待つしかないのです。ウロウロして素材だけは集めながら、なんにも思考は進まないのです。

f:id:kamenarien:20210323232940j:plain

だってもう、ね。


週末は近くのとっておきの桜スポットに出かけます。そわそわして何も手につかないことがないように、自戒して自戒してここ数日をやり過ごさなくてはいけません。でもとりあえず今日は完璧な散歩タイムでした。こんな日に有閑でいられたことはなんと強運だったのでしょう。


今年はいつもに増して運が強い気がします。何についてかはまたそのうちに。