勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

ハゼソニックもテンションあげあげで

飯高町波瀬という豊かな自然に囲まれまくった、川と緑ばっかりのワンダーランドを地球の憩い場として、楽しく生きる人たちを国民にしようと決めた王様の思いにより、「The Big愛Land」が遂に開国となりました。おめでとうございます。

亀成園ファミリーは開国前からの出入りがあり、地元からの出向国民として免除パスポート(顔)で貿易もしており(卵)、まあほとんどいい加減に楽しく交流をさせてもらってます。

要は愉快な音楽イベントがあったよ、って話です。

主催者である大島圭太さんの仲良しアーティストや近隣から集まったパフォーマーがじわじわと集結したこの日と前後、梅雨入りギリギリの空の下で無事にしっかり大騒ぎすることができました。大騒ぎしすぎたとの声もまああるよね。

開催前に参加バンドのプレイリストも作ってもらいましたよ。こういう細かい心遣いが小憎いですね。

528 HAZE SONIC AIrtist - YouTube

 

大島圭太さん始め、仲良しアーティストの方は楽曲を528Hzで作成している方が多いのだとか。リラックス効果があり奇跡の、または愛の周波数とされている528Hzの音楽をたっぷり浴びると自律神経を抑えて睡眠導入にもいいのだとか。赤子にモーツァルトを聴かせるような感じ。それで騒いでいたのだからどれだけリラックスできていたのかよくわかりませんが、心が解放されて楽しんでいた人ばかりだったので、きっと効果抜群なのでしょう。

眉唾的な話を深く掘り下げずに、へぇ、そうなんだと軽く受け止めて心地よくしていられたらなんだか幸せです。

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私も地元金管バンド「ゆるり音」(読み方はユルリネ)としてオープニングから参加し

・ハッピーバースデー

上を向いて歩こう

・糸

・小さな恋のうた

と15分程度演奏してきました。

いつもギターと歌がメインに演奏されてきたTheBig愛Landの地での金管アンサンブルは、新鮮な響きを放っていたことでしょう。

ゆるり音にとっては初めての野外で立ち姿勢の演奏となり、ドキドキのいい体験となりました。挑戦できるチャンスが有難いです。

メンバーは所用ありなどで三三五五の解散でしたが、波瀬出身の団長は終焉まで居てくれて、集合写真にも写ってくれたのだからありがたいです。地元が音楽で華やぐという場を共有できたのはお互いに幸せなことでした。

 

亀成園としては

「煮卵こんにゃくセット」が無事完売して有り難かったです。前日にゆで卵を用意しているときは、うまく剥けなくてもうめっちゃ泣いてしまいましたが(情緒不安定ww)、なんとか持ち直しての上機嫌販売となりました。ほんと人生はいつも上がったり下がったり。そんなに上がらずにいられたら左程下がらず穏やかにいられるのかもしれませんが、標準のご機嫌を上げていきたい身としては、時々がんばってステージアップの壁があるのでしょう。

 

ハゼソニックの目玉であった村民カラオケ大会は14名の参戦となり、バラエティ豊かな時間でした。11歳から50歳以上まで幅広く、知らない曲も多かったですが、そのために駆け付けた人もいるくらいなので、どうにも当たり企画でしたね。曲やノリに合わせて久しぶりにタンバリン芸も奮うことになりましたよ。手が痛くなるまで叩けなんて誰も望んでいないのに、つい叩いてしまう打楽器奏者の宿命です。私の仕込み歌も無事にウケてホッと一息付きました。


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カラオケの途中に高校生のピン漫才がありまして、香肌小学校卒業生の長らく知っている子でしたので、そんなのも観戦できるとは有難いことです。

有難いといえば、飯高町出身のシンガーソングライターである山崎くるみさんの新発売短歌集を手に入れることができました。

歌詞からこぼれ落ちた言葉を現代短歌として拾い集めて、共同で歌集に編んだというなんか楽しくていいなぁというおこぼれを買い求めてきましたよ。中身についてはまた機会があれば。短歌ってほんとに人が出るから、じわっと近付けた気になります。

YouTubeにも新しいのが上がっていたのでこちらも。静かに応援してます。


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さて、いろんな人が集まったハゼソニックはおめでたいことが好きな松阪市長も駆け付けて、それにつられてなのかスーツ姿の方もちらほらしていて、全体として自由過ぎるのに適度に固さが混じってとても興味深かったです。主催者の吸引力で名古屋、大阪といった近隣都市からのみならず、金沢や九州からも人が集まるという仕上がりでした。

いままでもライブ関係者がライブハウスに集ってといったイベントは各地で行われてきたのでしょうが、大自然に囲まれて、キャンプしながら地元の固い姿の人も交えてのイベントは、きっと新しい流れです。飯高町で暮らすってほんと面白いです。

 

お祭り自粛が長かった期間に溜めていた人々の気持ちは、これから各地でいろんな形で爆発していくのでしょう。爆発はすれど対立はせずに、ほんわかと優しい楽しさで包まれていくといいなぁ。その中での自分の役割は、やっぱりほっこりとした和らぎでありたいですね。