勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

お餅といえば14ひきのねずみ家族です

今週のお題「餅」

お餅まきで拾う頂き餅以外は、この数年は自分たちでこしらえることにしています。

まだ地域のもち米を購入して餅つきまでしか遡れてませんが

そろそろお餅の季節かなと思うとお米屋さんのもち米を確保します。

生涯かけてのぜいたく品であるお餅といかに向き合っていくか。

そろそろもち米を育てるところからしたいです。

自給暮らしのハイライトと言っても過言ではない。

お餅は気合入れて作って食べます

食べ方としては、つきたては何にも付けないのが一番好きです。

それか大根おろし醤油ですね。

お餅まきで頂き過ぎたときは、いろいろバリエーションがあって、ゆでてはちみつをかける食べ方や、こめ油で揚げて塩パラパラとか、焼いてチーズ醤油とか。

6人家族でもりもり食べていると、それ以上のアレンジには行き付く餅がありません。

お雑煮以外は鍋に入れちゃうより形を残している方が好きですね。

 

餅といえば思い出してしまうことあれこれ。

小さな頃は祖父母のうちに従兄弟皆が集まって、お餅作りの日がありました。

私はほぼ食べるだけの人でしたが(人は変わらない)、祖母がきなこ、あんこ、だいこんおろし醤油を当たり前のように準備してくれていたことは記憶に鮮やかです。

今でも人が集まってお餅つきをすると、傍らでせっせと具材の準備をする人たちがいて、しみじみと幸せな気持ちになるのはおばあちゃんとリンクするからですね。

ありがたく、子供と一緒について食べるだけの私ですが、

憧れのイメージがあれば、そのうちそんな人にもなれるでしょう。

 

ちなみに私にとって、餅つきの参考書はこちら↓

亀成園ではよく働く姉たちと楽しそうなチビたちが我が家の宝ですが、このイメージは14ひきのねずみ家族とかなりかぶっていますね。

架空のねずみの暮らしに憧れるなんて字面だけみればおかしな話ですが、アメリカのねずみに人生捧げる人が多いことを思えば絵本を参考書にするくらいね。

ねずみともちで言えばこれも好きな話です。年末は昔話が光る時期。

 

お餅作りの工程としては、もち米を水に浸して、蒸して、勢いよくついて、丸める。

乾かして保存分も多めに作る。

いろいろな余裕がないとできそうにもない過程で出来上がってくるお餅が、人々にとってどれだけの喜びを含んでいたのか、自分たちで餅つきを恒例としてから、余計に身に染みるようになりました。おいしいだけではとても受け止められません。

つく過程は餅つき機に任せる人も多いですね。いろんなおうちでくるくる回って愛用されているこの家電もまた、愛しい存在です。

 

健康志向、本物志向が高まる昨今では、上等な玄米餅も人気が出てきましたね。

炭火であぶって、とっておきの醤油で身体に取り込む!

時間の使い方、モノの選び方の到達点の一つが餅の食べ方なのではと大袈裟に感じてみます。

つきたてをおなかいっぱい食べ、おやつにも残し

お雑煮用と鏡餅にも

年末の一部は餅作りに当てられます。

家族そろっての豊かな暮らしは、初めからあったわけではなく、だんだんできるようになってきたのです。

子供用と大人用の臼と杵がご縁で回ってきたのを必ず活用するようになったのは本当にここ数年のことです。それまでホームベーカリーで作っていたこともありますが、臼と杵の方が一度にたくさんできるので、後片付けがまとめてできます。

子供用があると小さな子も参加できるのでめちゃくちゃいい画になりますよ。

お餅のことをたくさん思い出していると、たまらなくつきたくなってきますね。

家族以外にも輪を広げて、いろんな笑顔に出会えるかな。年内にできるのか、或いは新年会の企画が必要ですね。温かいイメージ描いて無理なくできることをしていきたいです。