勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

ココア団子が美味しかったです

今週のお題「手づくり」

 

近年のVDは娘たちに支配されちゃっています。

上の娘二人できゃっきゃとチョコレート溶かしたりまぶしたり、

取り分けてラッピングしたり家族で味見したり。

めちゃくちゃ可愛い光景を残しておきたいのに、母の悩みはうちの台所って妙なものが写り込み過ぎる場所であることです。スタイリッシュなスタジオできゃっきゃと作ってくれたらいいのにね。

※自分のうちをスタジオに近付けることは考えない。

 

10代の娘たちのために母がしてやれることは3つ

1.手作り用品を買っておく

2.材料をまとめ買いしておく

3.作業中は邪魔をしない

 

あ、もう一つありました。笑顔で試食が大事ですね。

 

今回娘たちが作って配ったのは2種類ですみっコぐらしのチョコと、ココア団子です。

ココア団子と手作りチョコでおやつタイム

団子粉にココアを混ぜて、できあがりにココアと粉砂糖をまぶして作るココア団子は、もちもちっとしていい香りで苦みも効いた私好みのおやつでした。末娘の好きなすみっコぐらしチョコは、失敗なく作れて好評でした。

 

昔私も手作りしていた頃(そんな時代も確かにあったのですよー)、姉ときゃっきゃして一緒にしてたかなといえばそうでもありません。姉は姉できっちりしたのを作り、私はその後自分の好きな物を作り、お互いどこに配っていたのかも知りませんし、一緒に食べてたかな。姉妹仲は良かったのですがあまり協力していた記憶もないのに、娘たちの仲良しさよ。そして私は母にもあげていたのだろうか。確認したくないけど密かに反省しております。

 

家族で楽しく食べ終えたら、その日のうちにご近所の友達にも配り歩き(運転要請)ました。暖かだった日曜日の夕方、訪ねた友達は寝ぼけまなこで迎えてくれたことも、なんだか暖かい記憶になりました。バレンタインってこんな長閑なイベントだったかな。

 

娘たちのところにもお友達が来てくれました。イチゴのチョコがけはいつも嬉しい手作り感満載の素敵なおやつですね。

レベルを上げていく友達の姿もまた眩しいものです。

手作りを楽しむ子供たちがそのまま職人の道を進むわけではなく、どちらかというと円滑なコミュニケーションにつながっていくのだろうなという気がします。作ってあげて、もらってまた作って。潔癖症でもなく食べることに制限もないので、そういう人たちと気軽につながり続けていけたら、もっともっと優しくなれそうです。

 

また作ってもらうために、今度はクッキーの型でもそろえておこうかな。

 

ラッピングも今回は茶色の袋を買って、シンプルなハンコで名前とお絵かきを工夫して楽しんでいました。相手によってちょっとずつ変える心遣いは、誰に知られるものでもないけれど、私の年賀状みたいなもので、けっこう相手に届きます。

もうすっかり大きくなった娘たちからぬくもりをいっぱいもらってしまったVD

もしかしてこれって本来の聖人が目指した心なのでは。お返しは息子と末娘と一緒に担当しなくちゃね。昔取った杵柄が活きてくれるでしょうか。