勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

エイプリルフールはホラ吹き男爵で

年度末の昨日がやけに暖かかったと思ったら

今朝はもうやたらに桜が開花しています。

例年は3月後半に咲いてしまうことが多かったのに、4月を待つようにして咲いてくれた今年は、なんだかわくわく度が増しますね。

来週の入学式までもつかはわかりませんが、ふわふわヒラヒラと新年度を迎えられることはとてもありがたいものです。

大きな自然に見守られているんだなと素直に信じられると幸せですね。

 

さて、昨年度もエイプリルフールにホラ吹き予祝を行いましたが、これがなかなか気持ちよいので、今年度も楽しく大きな夢語りです。

kamenarien.hatenadiary.com

今回は地に足がついた、めちゃくちゃほとんど叶ってそうなやつを集めますね。

1.世界中からキラキラしたお客さんが続々来てくれはるわ!

2.米と麦がよーけ獲れて、自給率が100に上がったわ!

3.他人に配慮しまくるけど遠慮しない強さが見についたわ!

4.子供らの学費の心配なんてないで!

5.年1回の家族旅行ができるようになったで!

6.詩集がえらい人気ですねん!

7.自家製ジャーキーを常備して喜ばれてるねん!

8.里山を守る人が続々増えてるで!

9.名言集も作ったで!

10.冬の薪が足りるようになったで!

 

この10個で最高やな!

ゲストハウス、自給的暮らし、子供のこと、地域のこと、自分自身の夢、メンタル

ほどよく散りばめて祝いまくってます。

実際、この4月はインバウンドのお客様が続々なのです。

連泊してゆったり楽しんでくれるので、こちらもおおらかな心でいられます。

私の英語力はたどたどしいけれど、お話を聞くのは楽しいし、園主もなんだか楽しそうなので、インバウンド大歓迎の亀成園です。

まあそれも、日本全体に外国からの旅行者が増えているおかげさまでありますね。

先日トンボ帰りしたときの京都には驚きました。「日本人おらん」が過言ではないくらいのグローバルな人混みでした。

亀成園のお客様は、京都などを訪れて且つここ飯高町までたどり着く人なので、感度とびきりのキラキラした人に決まってますね。

日本のお客様らもキラキラしている方ばかりで、本当に恵まれた出会いがありがたいです。

 

子供が高校生になったら親の役割は銭ばかりというのもあっという間に実感湧いてきています。今までではとても乗り越えられなかったですが、前年度にぐいっと値上げをして、知名度も上げてきたおかげで、園主の別の仕事も増えたおかげで、なんとかなりそうです。

この8年はお金はなくとも楽しく暮らすことを目標に子育てしてきたのですが、だからこそ子供たちが小さなうちの移住やったのですが

当たり前にお金のかかるタイミングであまり卑屈な状態におらすのも申し訳ないから

間に合う人生の流れがありそうでよかったです。

苦労もあったからこそ、価値あるお金とのつきあいも叶いそうで、多分バランスとれていますね。

 

里山で暮らせば暮らすほど、自然の豊かさを感じると共に、一人一人の役割の大きさに驚きます。とにかくよく動く人が多いし、知恵と力を存分に使って支え合っています。

そんな里山に人が減っていく一方では環境が荒れてしまうことに危機感を感じたからこそ移住促進活動をがんばってきたのです。

里山を守る担い手となっていきそうな人がぽつりぽつりと現れるようになりました。

移住した人皆でなくてもいい。けれど3割くらいは地域に欠かせない人材になってくれたらいいなとの願いも、じんわりじんわりと現実化していきそうです。

都会から来た人にとっては里山暮らしはエンターテイメントです。初年度は存分に楽しんでくれたらいいです。それでその後、楽しませてもらうだけでなく、役割があって相思相愛の関係性になっていけたらいいですね。

私もまだまだ役割サボっているので大きなことは言えませんが、自分にしかできないこともあるなぁとやっと自覚が進んできたので、調子よく生きてます。

 

最後に大きな大きな予祝を

死ぬ直前のセリフをイメージしました。

「あー、いろいろあったけど、きれいな山にいつも見てもらって、きれいな川でめいっぱい遊んで、子孫皆元気で仲良くて、笑いの絶えん100年やったわ。大きな使命が果たせました。みなさんありがとうな」

なんかこれ、今の満足感とそのままつながってますね。豊かな自然環境をそのままで、大好きな子供たちとそのまた子供たちとその先もずっと、おもしろくたくましく生き延びていけますように。