飯高町での大規模風力発電計画は、まだちっとも終わってなくて続いていて、事業者にとっては八方塞がりなはずが、しぶとく粘る気満々なことがわかっています。
もういい加減面倒くさいのが本音ですし、これからどうなるのかと不安のまま時が過ぎていくのは大変心の健康に悪いので、こんな非人道的な計画に振り回されることから本当に解放してほしいです。でも私の苦しさなんてまだ序の口で、もうずっと前から振り回されてドロドロした想いを抱えている人が大勢おられます。
その一つが津市の経ヶ峰という市民憩いの山で計画されている「平木阿波ウインドファーム」「平木阿波第二ウインドファーム」事業です。山を愛する住民やそれにつながる人々からの切実な訴えがあり、計画は縮小されつつもしれっと続いているという状況です。なんなのよ、一体!
この計画についてははてなブログで「経ヶ峰を愛する会」という特設ページがあります。
後から追うとどこを見ていいのかわからなくなってしまいますが、直近からですかね。山の様子の写真や山の歴史なども示されていて、本当に愛があります。
さてさて
大規模な開発計画に際しては、環境に著しい影響がある場合はその開発に対して行政、市民、専門家などから意見を述べて無茶な計画がそのまま進まないように、環境アセスメントという手続きが必要です。
環境省のページから引用すると
”環境アセスメントとは、開発事業の内容を決めるに当たって、それが環境にどのような影響を及ぼすかについて、あらかじめ事業者自らが調査、予測、評価を行い、その結果を公表して一般の方々、地方公共団体などから意見を聴き、それらを踏まえて環境の保全の観点からよりよい事業計画を作り上げていこうという制度です。”
私の頭脳は、本当に身についていることや興味のあること以外は、ところてんのように押し出されて抜けていく程度です。何度繰り返し見ても調べてもちっとも頭に定着しない分野でいやんなっちまいますが、人に伝えるには更に調べ直してかみ砕かなくちゃいけませんね。
よりよい事業のために必要なはずですが、いかんせんややこしいのがこの制度。市民にとっての砦となるはずが、業者の抜け道ともなるもろ刃ではありながら、風力発電開発もこの手続きを踏みます。
環境影響評価に対する「配慮書」→「方法書」→「準備書」→「評価書」という段階で手続きは進められていきます。飯高の風力発電計画に対しては「配慮書」の段階で、市井の人々からの意見書を必死で集め(2007通!)、注目度を集め、勝手には計画を進ませない姿勢を見せ続けているのです。
この動きに注目が集まれば、もっと「再エネなのに山を削って風力?」の疑問を感じてくれる人が当たり前になれば、流れが変わってくるかもしれませんが、現段階では事業者たちは「配慮して縮小して進めますー。やめませんー」との態度で地元を振り回し続けてへっちゃらなのです。
脱線しがちですが、今やるべきことは
津市の経ヶ峰の風力発電計画の準備書に対して、6/23までにきちんと意見書を出すことです。
郵送先は
514-1252 津市稲葉町687 株式会社グリーンパワーインベストメント 津事務所
タイトルは
「(仮称)平木阿波ウィンドファーム事業及び(仮称)平木阿波第二ウィンドファーム事業に係る環境影響評価準備書」に対する意見書
日付、名前、住所を記載して
日本語で意見を述べましょう。
といってもやっぱり難しいですね。もっと専門的なことがスラスラ言えたなら、はいはいと作成を引き受けるのに、届かない声だとわかっている手紙を出すのはなかなかハードです。
それでも私なら何て言うかな。
「御社が風力発電所を計画されている経ヶ峰は津市民にとって、憩いの山だと聞きます。街暮らしの人がわりと手軽に癒しや探求のために親しむ山は、開発の対象としては不適当です。山の環境が変わると生物多様性のバランスも大きく崩れることにつながります。幻の鳥とも言われるヤイロチョウが渡る山であることも知られており、後世に残すべきは不安定な電力供給所ではなくて、人々の憩いの場であり多様な生き物の生息場です。この段階での撤退は勇気ある決断になりますが、時代の変化を汲み取って、どうぞご英断を下されますことを願っています」
うーん、どうかな。こんなのでいいのかな。
固い意見ではないし、一蹴されることは間違いなさそうだけど、一番想いが込められる言葉で出してみます。
指くわえて怒っていてもどうなるわけでもありません。自然にパワーをもらいながらなんとか生きている一人のヒトとして、頑張って言葉を発することぐらいは、しなくちゃなのです。良い機会をありがとうございます。