勇敢なる有閑なる優な感じの自由刊行。続

三重県松阪市の端っこにある飯高町で農的生活を営む六人家族のお母ちゃんです。縁もゆかりもない移住をご機嫌に続けていけるのは、尽きないチャレンジ精神と、おおらかな地域のおかげです。地域に支えられる子供たちとの暮らしや、ここで発見した限りない素敵なことを、ちょっとずつ発信していきたいです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

糸掛け曼荼羅体験ワークショップをしてみたら

不器用でめんどくさがり屋のくせに手を動かして物を作ることがけっこう好きな身には、「糸掛け曼荼羅」という代物は大変ありがたい主題です。 初めてやってみたのは1年半程前で、それ以来何度か機会を持っておりますが、人々のおうち時間が増えたこともあり…

落ち込むときはめいっぱい

桜の季節は浮かれた後のぶり返しがあるのが悩みです。咲くのも散るのもすごいエネルギーなので、それについ影響を受けてしまうのか、花の散り際に調子悪くなることが多いことに気付きました。というわけで今日は黒々吐露です。 メンタルを強く保とう、頑張っ…

地域がハッピーに続くために

今年学びたいこと、というお題記事です。何を学びたいのかと立ち止まって考えてみたらピンと来たことがあるので書き残しておきます。 学びきれていないことが多くて学んでいると公言するのは恥ずかしいのですが、なんやかや学ぶことは好きなのです。それも一…

香肌イレブンマウンテンに登るなら

ここんとこあれやこれやと作成に励んでいたのがゲストハウス亀成園の宣伝動画作成です。 YouTubeに出していないのでここでは動画の貼り付けはできませんが、使っているのはこんな画像です。 いろいろ組み合わせた5枚の画像を合わせて動画にするという作業。 …

ほんの数日。されど価値の高さは計り知れぬ。

あまりに心奪われるものには近寄らないでおこうという君子精神と、心のままにかき乱されても構わないという芸術家魂の狭間で固まってしまうのが、この厄介な桜の季節というやつです。なにせもう、圧倒されるのですから。今日は完璧な青空で、私が撮った写真…

溢れる感謝を持って、卒業式を迎えます

今週のお題「〇〇からの卒業」 個人がまともに卒業を意識するのは多分小学校卒業が初めてです。記憶力のよい人は幼稚園・保育園からの卒園も明確に覚えているのかもしれませんが、私はあまり記憶にないです。担任の先生に花束をお渡ししたシーンくらいですね…

この時代を幸運に

批判を覚悟で徒然をするのですが、私は自分の青春時代が阪神淡路大震災直後であったこと、意志的に子育てをするのが東日本大震災の影響下であったこと、そして大切な子供たちが自立をする前に一連のコロナショックがあったことを、言葉は難しいですが、よか…

プチ移住体験プラン作りました

ゲストが自由に好きな体験を組み合わせて自分だけの旅を楽しんでもらうのが、ゲストハウス亀成園のコンセプトの一つでありますが、このたび忙しいけど子供の自然体験を重視して、ご自身もリフレッシュしたい家族向けに、2泊の体験盛り沢山プランを作りました…

親子山村留学の個別相談会のお知らせ

卒業が近づいてきておセンチになりがちな季節です。別れがあれば出会いがあるのが世の常で、サヨナラは新たな始まり、巣立ちは次のスタートライン。わかっちゃいても戻らない時の尊さを知っているから余計に切なくなるものです。当事者の頃も苦手な季節でい…

三重暮らし応援コンシェルジュの役目として

「三重暮らし応援コンシェルジュ」というものを引き受けております。たまたま県の移住促進課とご縁があった県の各地域からの(お人よし)移住者が10人集められて、他都道府県からの移住者との懸け橋になる役割を与えられております。まだ特別に何をやってい…

わたし、獣になっても大丈夫

節季は雨水だったのに、寒波の影響で降ってきたのは雪でした。寒い冬と言われていたこの冬ですが雪の機会はあまりなく、またきれいなものを見られて嬉しいひと時でした。車道に雪が積もると凍って危ないので、除雪作業を待って学校は一時間遅れになります。…

自分で作った大事な場所

衣食住に関わる暮らしに必要なものはなるべく自分で作るのがいいなと考えています。わりと昔から憧れの職業には農家と大工さんがランクインするし、手を使って作り出すことは人間として生まれてきたからこそ得られる喜びの大きなものなので、作れるものは作…

里山は浮世暮らしではないことを知った年月

お題「#この1年の変化」 我が行先は遥かなり 元々人混みが苦手で都会への憧れもとっくに消化済みで、病院にかかることも滅多になく、ストレスを溜めずに暮らすことを選んで生きている立場です。旅が生き甲斐の時代も長かったですが、子育て環境を求めてど田…

甘酒、納豆、クリームチーズ

お題「これ買いました」 健康志向が否が応にも高まって、世の中が甘酒ブームになっているとは知らなかったのですが、生協カタログをめくっていて吸い寄せられるように購入してしまいました、「家庭用甘酒メーカー」! 甘酒だけでなくヨーグルトや糀にもいい…

54対46

20代で大阪の真ん中で働いていた頃、本物の大阪言葉を知りたくて、田辺聖子さんの本をよく読んでいました。そこに出てくる人は様々といえど現代を見据えたように、「都会で好きな仕事を持っている綺麗な現役女性」が多かったので、仕事をしている頃は素直に…

和むってことは価値なのだろうか

自己肯定感をはぐくむことが現代の子育てや自分育てには欠かせないことになっています。少なくとも私が20歳以下の頃はそんな言葉は知らずに育ってきました。どちらかというと「アイデンティティ≒自己同一性」が脚光を浴びていて、個性を磨いて自分探しをする…

小規模校の交流は海山の恵み

三重県内でも感染者が増加しており、北部地域ではほぼ緊急事態となっております。一方で南部や過疎地域は依然として悠々とした暮らしが続いております。元々密でない暮らしを選んだり余儀なくされて、都市の便利さを享受できていない人々があまり窮屈な思い…

ものを考えるときは必ずしも言葉じゃなくていい

画家で絵本もたくさん残されている安野光雅さんが先月終わりに亡くなられていたそうです。94歳だったそうで、一部夭折の方もおられますが、私の好きな芸術家というのはどの方も立派に長生きしてくださいます。子供の頃から親しんできて、大人になっても新作…

大人になって得るものは多い

今週のお題「大人になったなと感じるとき」 成人式以来会っていない幼馴染がほとんどという現実に最近気付きました。そして後2年もすれば私もダブル成人式です。任意の集まりだけど、誰か何か仕掛けてくれるのでしょうか。仕掛けられる人になっているのでし…

もしかして何もかも失ったとして、求める物は

年始に知り合いの方のおうちが火事になりました。素敵な家族の暮らしがいっぱい詰まっていた木造古民家は何の因果かすっかり燃えてしまいました。隣家に燃え広がることもなく、ご家族には怪我もなく避難できて身体は無事だったのがなによりですが、あまりに…

年始はたくさんの抱負から

2021年度もよろしくお願いいたします。寒波の覚悟に反しての穏やかな年始休み。家族でアナログゲーム三昧で過ごしておりました。子供4人で炬燵机囲んでのドンジャラは何やら将来麻雀につながりそうでドキドキの光景でありましたが、それはそれで4人要る意味…